フリーポートだけれど、生活用品は日本と同じくらい
グアムの物価
シーズンによっては4日間2~3万円台のツアーが珍しくない、安・近・短ビーチリゾートの代表、グアム。そんなお手ごろ感があるせいか、現地滞在費も安いイメージを抱いていませんか? ここではグアム旅行にかかるお金について、考えていきましょう。 グアムの物価は日本と同じくらい
グアムは太平洋に浮かぶ小さな島です。生活物資のほとんどを米国からの輸入にたよっているのですから、物価は安くはありません。米国よりも若干高く、日本と基本的にはほぼ同じといったイメージでしょうか。今は円高ですから、日本円はお得ですね。とはいえ、グアムはフリーポート。輸入品に関して関税がかかりません。そして消費税も、州税(アメリカ準州のため)もありません。ただし、一部で売上税とされるGRT(Gross Receipts Tax)が6%かかってくることがあります。これは外資系のスーパーやショップで徴収されることがあり、レシートに明記されます。もしGRTを払いたくない場合は購入前に店側に確認するといいでしょう。
輸入品に関税がかからず、州税もナシとなると、グアムでいちばん恩恵を感じられるのは高級ブランド・ショッピングではないでしょうか? メゾンブランドの日本の路面店の金額に比べ、最大30%もお得なことも。しかもDFSギャラリア グアムやセレクトショップのJPスーパーストアは、売上税まで負担してくれて、ありがたいことこの上なし!
参考: グアムで円高享受のブランドショッピング
ペイレス・スーパーマーケットやKマートなどのスーパーマーケットは、日本よりも手頃に海外のアイテムを手に入れることができます。また、グアム・プレミアム・アウトレット内にあるロス・ドレス・フォー・レスは衣類や靴、雑貨などが激安です。巨大倉庫に玉石混交なノリで商品が並んでいるので、じっくり探すと掘り出し物が見つかるかも。
はじめてのグアム旅行、いくら持っていく?
グアム政府観光局の日本人ツーリストを対象とした出口調査によると、パッケージを含めた旅行のトータルな金額は1100~1400米ドル。そのうち、オプショナルツアーやショッピング、食事に使う現地の滞在費は400~600米ドルという回答があります。どうやって、何をして過ごすかは人それぞれですが、この金額を参考にしてみてください。写真提供:グアム政府観光局