ソウルを楽しむ、ソウルの治安とトラブル対策
市場など人の往来が激しいスポットはご用心! バッグは体から離さないよう気をつけましょう
ソウルで気をつけたいこと
ソウルの治安は東京と大きく変わることはないので、基本的に日本で気をつけるべきことをソウルでも守っていれば、特に危険な目に遭うことはありません。ですが、言葉が通じない上、地理も分からない外国ですから、最低限気をつけたい点を確認しておきましょう!■貴重品は肌身離さず管理する
繁華街や市場などの人ごみでは、スリや置き引きの被害に合わないよう、財布の出し入れの際も気をつけておきましょう。
■ホテルの部屋はきちんと施錠を
ソウルにはバックパッカーが利用する安宿や、モーテルなどもたくさんあります。これらの宿は自動で鍵が閉まらない場合がほとんどなので、部屋を出る際は必ず施錠をお忘れなく。海外の旅行先でよくあるボーイなどによる盗難は、その他の国々に比べ少ない方ですが、金庫などがない場合もありますので、パスポートや現金などの貴重品の保管には特に注意しておきましょう。
■夜の繁華街では、怪しいと思われる店、場所に立ち入らない
ソウルはおしゃれなモダンバーやクラブなど、夜遅くまで遊ぶ場所がたくさんあります。ガイドブックなどで紹介されていたり、一般的なバーなどの場合は、その多くが安心して利用することができます。ですが、閉鎖的な店や女性が接待をする店などの中には、悪質な店がある場合も……。法外な値段を要求された、などの報告もあるので気をつけましょう。
■女性一人で深夜のタクシーを利用しない、夜道を歩かない
乗車料金が安いので、タクシーは観光の便利な移動手段ですが、稀に連れ去りなどの犯罪が報告されています。あまり夜遅い時間に女性一人で利用するのは避けるのが賢明です。また、深夜、人通りのない道を一人歩きするのはやめましょう。
■見知らぬ人に気軽についていかない
観光地で声をかけられたり、助けてもらったりすることで、現地の人と仲良くなる機会もあることでしょう。ただ、誘われるままついて行き、一緒にバーでお酒を飲んだ後、法外な料金の請求に遭うといった残念なケースもあるようです。気をつけましょう。
■必ず横断歩道を渡りましょう
ソウルは交通渋滞が激しいだけでなく、割り込み運転やウィンカーを出さないまま進路変更したりする車が多いため、交通事故には要注意です。また、車は右側通行で、Uターンや左折の方法なども日本と異なります。道を横切ったりせず、反対の舗道へ渡るための地下道や横断歩道を利用してください。
ソウルの緊急連絡先を知っておこう
■在韓日本国大使館ソウル:02-739-7400
■警察
112 局番なしで「112」を押す。オペレーターとの通話後、警察官と通訳者の3者通話が可能。
■救急(消防):119
■通訳ホットライン
1588-5644 局番なしで「1588-5644」を押す。