銀行・郵便局の窓口で投資信託を買う
銀行の窓口が投信購入のきっかけに
投資信託に興味を持つきっかけの一つとして、「銀行(郵便局)で勧められたから」というのがあります。もともと投資にそれほど興味がなかったという方は、このケースで投資信託に興味を持つケースが多いですね。
証券会社というとなんとなくハードルが高いけれど、いつもの銀行(郵便局)でできるなら手軽にできそう。銀行(郵便局)がお勧めしてくれるなら、そう悪いものではないだろう……という、いつもの銀行(郵便局)への信頼感なども大きいですね。
銀行や郵便局には、生活費の出し入れのついでにワンストップで投資がはじめられる手軽さがあります。ボーナスシーズンになると投資信託の手数料を優遇するキャンペーンが打たれるなど、これからの人が始めたくなるきっかけ作りもうまいですね。
ただし、銀行や郵便局では、証券会社に比べると取り扱われている投資信託の数が少なく、商品性にやや偏りがあることも。預貯金、融資、担当者の知識レベルにばらつきがあるのも否めません。
【メリット】
給与口座で投資信託ができる(資金移動が不要)
窓口で担当者に相談しながら決められる
【デメリット】
取扱商品の数が少ない
担当者の知識レベルにばらつきがある
証券会社の窓口で投資信託を買う
証券会社の窓口でじっくり相談
従来の店舗型の証券会社で投資信託を始めるケースです。以前から株式投資や債券投資などで証券会社とお付き合いをしていたという方や、退職金が入ったのをきっかけに、まとまったお金の運用をはじめようという方が多いですね。
店舗型の証券会社の特徴は、投資信託の取り扱い数が多く、株式やETF、債券などその他の金融商品も豊富に扱っているところです。「もちは餅屋」というように、投資についての情報量が豊富なのも安心できます。
証券会社の窓口で取引をするなら、口座管理料について確認しておきましょう。国内投資信託だけなら口座管理料がかからなくても、株式や外国債券、外国投資信託をもつと口座管理料がかかるところが多くなっています。国際分散投資をするのなら、口座管理料を払うつもりで始めましょう。
それから、ネット証券に比べると、窓口でじっくり説明を受けられる店舗型の証券会社では、投資信託を買う時にかかる販売手数料が高めの傾向があります。これから長期でコツコツ積立投資をしていくというよりは、すでにあるお金の運用先を、窓口でじっくり相談しながら決めていきたいいう方に店舗型の証券会社は向いているでしょう。
【メリット】
窓口の担当者に相談しながら決められる
金融商品の数と情報量が豊富
【デメリット】
投資信託の種類によっては口座管理料がかかる
販売手数料が高め