若い主婦に皺寄せがきている
改正貸金業法の本施行で年収のない専業主婦はカードを持ちづらくなりました。とくに信用力がない20代前半の子育て真っ最中のミセスには辛い仕打ちとなっています。これまで奔放にカードを使ってきた彼女たちには年収証明書を提出してまでキャッシングをするなんてことは考えられないことです。家族カードに注目
そこで注目を浴びているのが家族カードです。家族カードとは生計を同じくする家族が無審査で持つことができるカードのことで、たいていは世帯主の夫が親カードを持ち、妻や子供たちが子カードを持つというものです。ただ、利用可能枠は親カードの枠内に限られるため、いくらでも使えるわけではありません。妻の利用額も限定されます。また、利用履歴は夫に筒抜けになりますので、プライバシーを守ることは無理です。神経質な人には向きません。しかし、それでも審査もなく持てて、そこそこ使えるので「主婦が持つべきカードは家族カード」という人も増えています。しかし、同じ持つなら少し格好良いものを持ちたい、というのが人情でしょう。ゴールドカードくらいは持ちたいものです。ところが20代前半の人にはいわゆるゴールドカードは発行されることはあまりありません。
20代でも持てる、庶民派ゴールドカード
そんな夫婦にお勧めしたいのが、正統ゴールドカードのワンランク下の庶民派ゴールドカード。普通、ゴールドカードと言えば年会費は1万円以上するものですが、こちらのゴールドカードは年会費も安く、審査のハードルも低いため、20代のご主人でも十分持つことが可能です。このようなカードは、メガバンク系ではMUFGカード・ゴールド(年会費2,000円・初年度無料)、三井住友VISAプライムゴールドカード(年会費5,250円・初年度無料)がでています。しかも正統ゴールドカードに備わっている特典の海外・国内旅行傷害保険、優良店の優待、ボーナスポイントなどを揃えていますから、使い勝手も十分といえます。中でも、三井住友VISAプライムゴールドカードはWeb明細とマイペースリボをセットにすれば、年会費が1,575円まで下がるというのも魅力です。さらに、どちらも家族カードが付帯し、どちらも1枚は年会費無料ですから、妻はこのゴールドカードをタダで手にできます(2枚目以降はどちらも有料)。
カードであれこれ悩むならまずご主人にゴールドカードを持たせて、その家族カード会員になって優雅な特典を満喫し、ステータスも保証してもらいましょう。これが20代主婦の新しい上手なカードの使い方です。