NHK大河ドラマのヒロイン・江が信じたパワースポットとは
2011年NHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』のヒロインとして注目を集めているお江。浅井長政の三女であり、織田信長の姪。波乱に満ちた生涯で3度の結婚をしますが、人生の半分以上を江戸で過ごしたため、彼女の足跡は今でも東京に残っています。その中から、戦乱の世に生き、周囲の人々の幸福や安全を願ったお江ゆかりのパワースポットをご紹介しましょう。西久保八幡神社~神谷町~
12才で嫁いだ最初の結婚は強制的な離縁で終わり、2度目の結婚は1カ月の新婚生活の後、夫が戦地で病死しまうという不幸な結果となってしまったお江。3度目の結婚相手は徳川家康の三男・秀忠とでしたが、正室となって5年後、関ヶ原の戦いが起こるのです。その時お江は3人目の子を身ごもっており、なんとか夫・秀忠と舅・家康が無事に帰ってくるようにと、必勝祈願を行いました。その神社が東京メトロ『神谷町』から徒歩3分、東京タワーのお膝元にある西久保八幡神社。創建から1000年という歴史深い社です。戦勝と身の安全を祈願したお江は関ヶ原の合戦後、そのお礼としてこの神社の社殿を造営しました。その後、火災や戦災で再建されていますが、オフィス街の真ん中にありながら静寂を保っている西久保八幡神社では、お江の願いを叶えた時代そのままの、神聖な雰囲気を味わうことができるのです。
<DATA>
■西久保八幡神社
住所:東京都港区虎ノ門5-10-14
TEL:03-3436-2765
アクセス:東京メトロ日比谷線『神谷町』駅より徒歩3分
>次のページではお江の時代からあったという人気の御守もご紹介。