雛人形は飾るだけじゃダメ! 雛人形で遊ぼう
手首も腕も曲げられるので、好きなポーズに動かしてみよう
見つめ合ってみたり
雛人形は大事に飾っておくもので、触ってはいけないものだと思っていませんか? 人形の秀光の雛人形は、「遊んでもらうための雛人形」。ただ飾るだけでなく、80年触ったり、遊んだりできるようにしっかり作られているのだそうです(※雛人形が作られる工程について、詳しくは『雛人形のできるまで』記事をご覧ください)。
人形の秀光の女流人形師土屋むつみさんに詳しくお話を伺いました。
雛人形は、平安時代では「ひいな遊び」と言って、今のリカちゃん人形のようなおままごとの遊び道具のひとつでした。「ひいな」とは、小さくてかわいいものと言う意味。そんなお雛様の由来に思いをはせながら、ぜひお子さんとお雛様を触ったり、遊んだりしてみてください。
秀光のお雛様は腕が動くので、例えば子どもが作った折り紙などを持たせてみても良いそうです。「遊び方に決まりはないので、自由に楽しんで遊んでください!」土屋さん。そうやってお人形に触れることで、お子さんもお人形に愛着を持つようになりそうですね。
ただ、お人形のお顔は手の垢や汚れがつきやすいので、できれば手袋などをして遊ぶと良いそうです。
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