ダウジョーンズユーロストックス50指数 とは?
ダウジョーンズユーロストックス50指数はダウ平均株価を算出しているダウ・ジョーンズ社が算出する株価指数で、欧州経済通貨同盟 (EMU) 加盟国の優良50銘柄で構成されています。欧州の代表的企業の集合体からなる株価指数ということができます。1991年12月31日を基準日として、その時価総額を1000として算出しています。なお、各種構成銘柄のウェートは指数時価総額の10%が上限となっています。2010年12月31日の終値は2792.82となり、約20年で指数が約2.8倍となっていることを意味しています。構成銘柄がどのような銘柄から構成されているか気になるところですよね。実際の構成ウェートは浮動株によって計算されますが、ここでは単純に時価総額を比較してどんな銘柄から指数が構成されているか、その上位10社をみてみましょう。なお、ここに記載する構成ウェートは2011年1月21日時点の時価総額から独自に算出した数字であり、実際の構成ウェートとは異なることをご了解下さい。
■構成銘柄中 時価総額10位
アンハイザーブッシュ 時価総額構成ウェート 3.19%
ベルギーのビール製造大手です。欧州だけでなく、米国アジアにも醸造工場があり、日本人でも知っている方も多いと思います。
■構成銘柄中 時価総額9位
BNPパリバ 時価総額構成ウェート 3.19%
フランスの大手銀行である、BNPパリバが9位にランクインされています。金融関連の人であれば誰でも知っている銀行ですが、一般の日本人の方には馴染みが薄い方も多いかもしれません。
■構成銘柄中 時価総額8位
サノフィ・アベンティス 時価総額構成ウェート 3.20%
次はフランスの大手製薬会社であるサノフィ・アベンティスです。
■構成銘柄中 時価総額7位
GDFスエズ 時価総額構成ウェート 3.22%
7位はまたしてもフランス企業。同社はあまり普通の人は名前を知らないですよね。同社は世界的な天然ガス・エネルギーサービス会社です。やはりエネルギー系の会社は上位にきやすいですよね。
■構成銘柄中 時価総額6位
ユニリーバ 時価総額構成ウェート 3.34%
次はオランダの消費者向けメーカー、ご存じユニリーバです。食品、洗剤、パーソナルケア製品などで有名です。