エルグランドライダー プレミアム コンセプト
カスタムカーの祭典、東京オートサロン。今回はメーカー系を中心に、注目のミニバン・SUVを紹介しよう。まずは、日産、ニスモ、オーテックの共同ブースから。オーテックの「エルグランドライダー プレミアム コンセプト」はネーミングどおりの参考出品モデルで、反応次第では市販化が期待されるモデルといっていいだろう。メッキを多用したフロントグリルなど、オーテックらしい存在感のあるエクステリアだが注目はインテリア。車内は3列から2列化された贅沢な4人乗り仕様になっていて、後席の足元は子どもが寝転がれそうな広大なスペースが確保されている。シートは大型オットマン、ヘッドレスト、アームレスト付のファーストクラス仕様だから、まさにVIPな気分を味わえる。さらに前席の後方には、間接照明や保温冷庫、マガジンラックまで装備するなど、超ロングドライブでも快適に過ごせそうな空間に仕上がっていた。助手席側のドアステップはオートスライドドアだけでなくLED点灯でドレスアップ効果と視認性の確保を担っている。
セレナライダー Jパッケージ
さらにオーテックでは、新型セレナの「ライダー Jパッケージ」がデビュー。メッキのフロントグリル&バンパーグリルなど、ファミリーテイストの強い現行セレナをクールにドレスアップした仕様だ。こちらは264万6000円~296万1000円。次ページは、スバル・エクシーガ「2.0GT tS コンセプト」について