しまう収納がメイン
お子さんが独立した現在は、ご夫婦の2人暮らし。約1年半前に住まいをリフォームしたOTOさん宅のキッチンは、以前は壁になっていた部分を半分壊して、リビングダイニングとつながったセミオープンなスタイルになっています。その結果、キッチンの中まで見通せるようになったので、しまう収納をメインになるべくモノを置かないようにしているそうです。新しくなったシステムキッチンの収納は、今や主流となった引き出しタイプ。奥まで無駄なく使えるので人気が高まっています。でも、これまでの開き扉の収納とは勝手が違うから、戸惑うこともあると思うのですが、どんなふうにしまっているのか、引き出しを開けてもらいました。
左がシンク下で右がレンジ下の引き出し。隙間にはラップ類が収まっている
色んなモノがあっても出し入れしやすい収納になっているのは、引き出しの段ごとに、何をどうしまうかを決めているから。そして、すべてのモノに定位置があるという、鉄則どおりの収納だからです。大きいモノは大きな引き出しに、細かいモノは浅い引き出しに。しかもヤカンがしまえるように、定位置のスペースを空けてあるという徹底ぶりです。
さらに、その他の必需品のしまい方を見ていきましょう。