洗濯機・洗濯乾燥機/洗濯乾燥機お試しレポート

日立 洗濯乾燥機 BD-V7300(2ページ目)

大きなドラム径と高速の風で乾かすのが特徴。乾燥シワを軽減した仕上がりには定評があります。ヒーター乾燥ながら高い省エネ性能も実現したので、電気代も安心。せっかく洗濯乾燥機を買うなら、とことん乾燥機能を使いたいと思っていてる方におすすめの1台。ただし、横幅が大きいので、物理的に納まるか否かは、事前にしっかり確認すること!

執筆者:戸井田 園子

大きなドラム径で乾燥の仕上がりも洗浄力も向上

わずか1~2cmの差だが、かなり大きくなったと感じる、直径63cmのビッグドラム

わずか1~2cmの差だが、かなり大きくなったと感じる、直径63cmのビッグドラム

何と言っても一押しポイントは乾燥の仕上がり! 時速約300kmの高速の風で乾かすことで、乾燥時のシワを劇的に軽減した「風アイロン」は人気の機能です。また、乾燥時につくシワは、ドラムの直径も大きく影響しています。そのため、2010年はドラム径をさらに大きくし、風アイロンの効果を高めました。さらに、ドラム径が大きくなることで、上まで持ち上げて落とすたたき洗いの力も高くなり、洗浄力も強化されます。乾燥の仕上がりと洗浄力を共に向上させる「ビッグドラム」が、やはり最大のポイントと言えるでしょう。

 

熱を再利用する「ヒートリサイクル」で省エネ

唯一の弱点だった省エネ性を見事に克服した「ヒートリサイクル乾燥」。ヒートポンプに迫るエコを実現

唯一の弱点だった省エネ性を見事に克服した「ヒートリサイクル乾燥」。ヒートポンプに迫るエコを実現

洗濯乾燥機の電力は、乾燥時が一番かかります。しかし、ヒーター乾燥はヒートポンプに比べると、どうしても電力が必要です。そこで、昨年度より採用されたのが、運転時に発生する熱を回収して乾燥時に再利用する、「ヒートリサイクル」という発想。ヒーターの熱だけでなく、風を発生する際の熱や、ファンのモーター熱などを無駄なく利用することで、洗濯~乾燥までの消費電力量・1000Wh以下を実現しました。今年はさらにドラム径が大きくなったことで、乾燥効率が上がり、より省エネ性能が高まっています。

 

日々の手間を軽減してくれる「便利機能」

脱水の強さが「しっかり」「ふつう」「弱め」の3段階から選べる

脱水の強さが「しっかり」「ふつう」「弱め」の3段階から選べる

高速の風を利用した「スチームアイロン機能」は、15分で衣類のシワと臭いを取ってくれる便利機能。アイロンをかける時間がとれない忙しい朝に大活躍します。また、今年から採用されたのが、脱水の強さを選べる機能。標準は900回転の脱水ですが、部屋干しや厚手の衣類など水分をしっかり飛ばしたい時は1200回転、シワが気になる衣類は700回転と、状況に応じて選べるのはなかなか便利です。このように、ちょっとした手間を軽減してくれる便利機能は、日々の家事負担を軽減してくれる大きな魅力と言えるでしょう。

 
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