画像提供:オオツカ熱帯魚 |
ブラックアロワナ学 名:Osteoglossum ferreirai |
シルバーアロワナと比べ体高が低く、頭も小さい。若魚以降では、両者は色彩的に似ているものの、ブラックアロワナは各ヒレにブルーとオレンジが乗り、よりいっそうの繊細な美しさをもっている。見た目の華奢なイメージ通り、神経質な面があり、水質の悪化や他魚から受けるストレスから、簡単に調子を崩してしまうことがある。若魚(30cm程度)になるまでは、単独での飼育がベストだ。 幼魚のうちは、冷凍赤虫を水面に浮かせて与えたり、アカヒレの稚魚を与える。慣らせばクリルや肉食魚用の人工飼料も口にするので、その後の管理が楽になるのでぜひ与えたい。成長に伴い、小魚や甲殻類、コオロギなどの昆虫類も与えると良いだろう。 よくこの手の魚に関して水槽サイズの質問を受けるのだが、ストックするだけなら90×45×45cm水槽でも可能。飼育するのであれば、120×60(奥)×45(高)以上の水槽が必要になってくる。適切な管理下で飼育されたブラックアロワナは、値段では判断できない優雅で美しい魚になってくれる。 |
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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。