公的手当/旧制度「子ども手当」

子ども手当てが3歳未満2万円に!

2011年度の子ども手当ては3歳未満で7000円の増額となります。増額分の財源はどうなるのでしょう? 手当てから天引きも!?

豊田 眞弓

執筆者:豊田 眞弓

教育費 ・ 奨学金ガイド

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------ はじめに --------------------------------
2012年4月(平成24年4月)、子ども手当は児童手当に移行しました。
新制度「児童手当」に関する情報は「児童手当、そこが知りたい!」を参照ください。
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3歳未満2万円に!

2011年度の子ども手当ては3歳未満で7000円の増額となります。増額分の財源はどうなるのでしょう? 手当てから天引きも!?

来年度の子ども手当について、次のように増額が決まりました。
支給額: 3歳未満のみ 1万3000円⇒2万円
(3歳以上は1万3000円のまま)

3歳未満のみ、月7000円の増額です。児童手当時代に3歳未満までが1万円で、年少扶養控除の廃止を加味すると、3歳未満は以前のほうが受取が多かったためだそうです。

そもそも論からいえば、子どもにかかるお金は3歳未満が特にかかるわけではなく、むしろ幼稚園の時期から負担が増え、習い事なども始めて3歳からの方が大変です。もちろん、「かかる」だけでなく、「かける」部分もありますが……。

2010年度は3歳未満で、その次にはさらに対象を上げて増額していくのかも知れません。

でも、今回の増額を加味すると、子ども手当は0歳からトータルで250万円前後(誕生月で異なります)もらえるので、それを確保しておくだけでも、将来の教育資金の貯蓄分のベースになります。しっかり教育のためにキープして、有効に使ってほしいですね!
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