FXの元手は数万円程度でもOK
FX取引を始めるには、まず、FX取引会社に口座を開設し、そこに担保となる「証拠金」を預け入れることになります。この資金は、会社によってまちまちで、新規口座開設に必要な「初回最低入金額」「初回最低預かり証拠金」と呼ばれるものや、取引開始時に必要な「最低証拠金」「維持保証金」「有効証拠金率」などと呼ばれています。また、FX投資の場合、売買手数料などのコストは低く抑えられていて、売買手数料が無料という会社が主流です。売買手数料無料の会社の場合は、元手(紹介最低入金額)に手数料分は考えなくてもOK。手数料が有料の会社場合でも、片道100円~500円程度(1万通貨単位当たり)なので、その分を多めに入金すれば大丈夫です。
それでは、最初にどのくらい口座にあればよいのでしょうか。
また、取引の際に必要な証拠金額はいくらなのでしょうか。
それは会社によって異なります。
FX取引会社では、最低取引単位が1万通貨単位(1万米ドル、1万ユーロなど)という会社が一般的なのですが、その場合、必要な証拠金額が、例えば「1万通貨単位ごとに2万円」や「1000通貨単位ごとに500円」であったり、「取引額の5%」(例:1米ドル= 85円の時に取引額1万米ドルの5%で4万2500円)であったりと、様々です。
会社によっては、最低取引通貨単位が決められておらず、自由に設定できるところもあります。