どのような学生に来てもらいたいですか?

セダ

日本担当のセダ・マンソーさん

私たちでは3つを掲げています。

■Intellectual Vitality
新しいことを学ぶ意欲があるか、戦略的な思考力を持っているか、他人と協働する力はあるかを評価します。テストの結果や大学での成績はその基本をなしますが、学生のやる気の方が重要です。

■Demonstrated Leadership Potential
学生が過去の実績に置いてリーダーシップを発揮したかどうかを評価します。仕事の経験、慈善事業やコミュニティへの参加などをみます。日本の学生が慈善事業やコミュニティへの参加をする経験が他の国の学生に比べて少ないことは理解していますので、無理にこうした活動をGSB受験のためにしなくても大丈夫です(笑)。

■Personal Qualities and Contributions
あなたの人格、興味、教育環境など、GSBに貢献すると考える人を選ぶようにしています。無理に自らを大きく見せる必要はなく、自らの内面を深く見つめてエッセーでその等身大のあなたを書いてもらいたいと思います。

入学時点で将来のゴールが見えている必要はありません。GSBで人生を変えるきっかけをつくり、世界を変えてもらいたいのです。こうした夢を持ちえる人であっては欲しいですね。

ビジネススクールへの入学プロセスを教えてもらえますか?

カフェテリア

ビジネススクール内のカフェテリア

2011年入学の場合、ラウンド1(締切:2010年10月6日、合格発表:12月15日)、2(締切:2011年1月6日、合格発表:2011年3月30日)、3(締切:2011年4月6日、合格発表:2011年5月18日)と3つの入学締切があり、各締切までに下記の書類を送付してもらいます。
  • 大学での成績表
  • TOEFL iBTとGMATのスコア(TOEFL iBTには足切り点あり:100点)
  • 過去の仕事経歴と慈善事業の経験を書いた書類
  • 3通の推薦状(2通は仕事上での上司など、1通は仕事での同僚)
  • エッセーは、全体で1,800字を4つのエッセートピックに振り分けてもらいます
書類審査合格者には各国にいる卒業生1名との45分間のインタビューが行われます。例年、応募者は7,000名から8,000名で、書類審査合格者は1,100名から1,300名、最終合格者は400名弱です。

応募者にはできるだけ早い時期での応募を勧めています。これは、入学者の大半がラウンド1とラウンド2で決まり、ラウンド1で補欠になった場合、比較的合格者の多いラウンド2の候補者と比較されるチャンスを残しているからです。ラウンド2の補欠者は合格者の比較的少ないラウンド2でラウンド3の候補者と比較されることになります。

よく「GMATの成績は高い方がいいですか?」とか、「成績はいい方がいいですか?」との質問を受けますが、GSBでは全ての書類とインタビューを総合し全人格的評価を採用しているので、GMATの成績がいいから受かるというものでもありません。

特に申し上げたいのは、GMATの試験を5回も6回も受けて点数を10~50点あげるために使う時間があるのであれば、より素晴らしいエッセーを書くよう努力するべきだと思います。エッセーは、先程述べた私たちが重視する「来てもらいたい学生像」3つ全てを表している一方、GMATは「Intellectual Vitality」しか示していません。この点は特に注意してもらいたいと思います。