ぬくもりを感じる写真を撮りたい
ガイド松本:
こちらの写真は、心まで暖まるような、ぬくもりが感じられますね。
川野さん:
バレンタインデーの夜、キャンドルナイトが行われたときのことなのですが、老夫婦が仲良さそうにロウソクの灯りを見つめていたのが印象的でした。寒い夜でしたが、ワタシもその老夫婦のようにステキな夫婦でいたいな……と心が温かくなり、とっさにカメラを構えて撮影したのを覚えています。 心に響く情景に出会うのは突然ですので、常にカメラを持ち歩いてシャッターチャンスを逃さないように心がけています。
ガイド松本:
シャッターチャンスを逃さないように、日頃から撮影する習慣が必要ですね。例えば、同じ被写体を撮影しても、光の向きによって、違う表情に見えますね。
川野さん:
写真は光があってこそのものなので、被写体そのものだけを見るのではなく、光の状態も見るように心がけると良いと思います。どの方向から光が当たると被写体がきれいに見えるのか……ということです。例えば、お料理は逆光で撮影するとツヤが出て美味しそうに見える……といった感じです。
次は、アンティークな雰囲気の撮影について、お話をお伺いします!