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住宅ローン、繰上げ返済で貯蓄はいくら必要?(2ページ目)

住宅ローンで繰上げ返済を検討している人は貯蓄の重要性をよく理解していると思います。しかし繰上げ返済をする場合、具体的に貯蓄はいくら必要なのでしょうか。また住宅ローンの返済をしているとなかなか貯蓄できないという人も多いでしょう。住宅ローンの繰上げ返済と貯蓄について解説します。

平野 敦之

執筆者:平野 敦之

損害保険ガイド

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 住宅ローンの繰上げ返済に貯蓄はいくら必要か?

繰上げ返済に貯蓄をどう貯める?

繰上げ返済に貯蓄をどう貯める?

 住宅ローンの繰上げ返済には手数料が必要なケースが多いと言いましたが、全期間固定金利のフラット35の場合、繰上げ返済の手数料は掛かりません。しかしこの場合、繰上げ返済する金額が100万円以上という決まりがあります。

だとするとフラット35の場合だと最低100万円を貯蓄してから繰上げ返済をすることになります。

繰上げ返済に手数料が必要な金融機関であれば、逆にここまでの縛りはありません。適宜繰上げ返済をしていくことは可能です。但し繰り返しになりますが、手数料が必要なケースではコスト負担を必ず考慮するようにしてください。
 

住宅ローンを繰上げ返済するために貯蓄をどう貯める?

 住宅ローンを繰上げ返済すると得をするのは分かったけど、返済するだけで大変で貯蓄する余裕はない思った人はいませんか。確かに子供の教育費の負担が大きな時期(特に高校~大学)などいつも思うように貯蓄ができるわけではありません。

但し住宅ローンの返済中に慢性的に貯蓄がまったくできていない(いくらという金額の問題ではなく)のであれば、改めて住宅ローンや家計の見直しが必要です。もちろん貯蓄ができていないから駄目というものではありません。その分見直しをする余地があるわけです。

そもそも住宅ローンの融資を受けたプランに無理がなかったか、特に家計の見直しなどをしたことがないということであれば一度じっくり考えてみてください。

貯蓄ができていないのであればその原因を把握しているかが第一歩です。それが分かってはじめて具体的な解決方法が見えてきます。

最初にお話したように住宅ローンは大きな金額を長い期間借り入れをします。これを上手に活用することは、ちょっとした節約以上に大きな効果があります。住宅ローンの返済をしながら貯蓄をするのはやりくりが大変だと思いますが、これを習慣にするようにしましょう。

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