家電を卓越した「至宝のファニチェアー」。
ショールームで特に目をひく「ビルトイン食器洗浄機」は、ミーレデザイン結晶のひとつ。ファニチャーイスト的に言えば、これはまさに家電ではなく、「至宝のファニチェアー」。存在感を消し、カウンター(作業台)に納まる食器洗浄機。引手と操作板が一体となる上部をもつフロントは、カウンター表面材と同化する。
全自動食器洗い機 G 5930 SC(食洗機)外観
食洗機オープン時
高さ50mmほどのトレイの中には、細かいピッチで無数のフックやフィンが設けてある。これが実にマニアックだ。
スプーンやフォーク、ナイフなどを一本一本整然とセットでき、傷をつけずに汚れを落とす。下段のトレイも同様だが、食器やキッチン道具をいつまでも変わらずにやさしく扱うという継続性、「サスティナブルデザインの美学」でもある。
2011年発売予定の新製品『全自動食器洗い機 G 5930 SC』は、品質の高さと使いやすさを兼ね揃えた点が高く評価され、財団法人日本産業デザイン振興会が主催する「2010年度グッドデザイン賞」を受賞(全自動洗濯機 W 5820 WPS同時受賞)。
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