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価格差は何?【電子レンジ】選び4つのPoint(2ページ目)

お手軽な1万円以下から10万を超える高額機種まで実にいろいろある電子レンジですが、その違いを正しく把握していますか?電子レンジ購入時のチェックポイントをご紹介します!

執筆者:戸井田 園子

Point2:価格差により異なる機能を知る!

現在、電子レンジは1万円以下~15万円と実に価格幅が大きいのが実情です。この価格差でいったいどのような差があるのでしょうか?ひとつは前出の「加熱方式」の数ですが、実はスチーム搭載か否かによる価格差だけでなく、電子レンジ+オーブンのスタンダードタイプの中でも微妙な機能差があり、それが価格に反映されているのです。では、それらの機能差についてまとめてご紹介します。

    センサー機能
    価格に最も直結しているのがこのセンサー機能。あたため加減を調節するためのセンサーですが、このセンサーの精度により価格差がでてきます。センサーのタイプには以下の種類があります。 表1センサーの種類 表1:センサーの種類 さらに赤外線タイプには、赤外線の数を増やしたり、食品の置かれた位置を感知し重量と合わせてより的確に温めるなど、各社独自の高性能センサーが開発されています。快適な自動あたためができる高性能センサーは、当然価格も高くなるのです。あたため機能しか使わないけれど、ボタンひとつでバッチリあたためて欲しい人は、このセンサー機能を要チェックです!

    ターンテーブルorフラットテーブル
    フラットテーブル フラットテーブルは庫内が広くてメンテナンスも楽々!
    (参考画像:National) 庫内の皿が回転しないフラットテーブルは上位機種の主流。回転しないので、めいっぱいお皿を乗せられ、庫内が広く使えるのが利点。また、庫内がフラットのためメンテナンスも楽なのが魅力。以前は、加熱ムラを無くすため皿が回転する、ターンテーブルが主流でしたが、上位機種はセンサーの性能が高いため、加熱ムラの心配はありません。従って、ターンテーブルはセンサー性能が低い低価格帯の機種に多くなります。

    容量の目安
    15・6L~30Lまでサイズはいろいろありますが、基本的には容量が大きいほど価格も高くなります。本格的なオーブン料理をするなら25~30Lと大きめが必要でしょうし、あたためメインなら20Lでも充分ですので、その活用度により必要容量を検討して下さい。

  1. オート調理メニュー
    上位機種ほど、オートメニューの数が多くなります。最新の機種では、ご飯とおかずが同時に調理できるオートメニューなども開発されていますので「電子レンジで料理が作れるならチャレンジしてみよう!」と思うなら、オートメニューの内容チェックもしてみてください。

  2. 以上のように、電子レンジは比較的、価格による機能差が明確にでる家電です。本体価格の安さだけに飛びつかず、細かな機能をよく比較することをオススメします。


    続きましては、使い勝手とデザインについてチェック!>>


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