Point2:価格差により異なる機能を知る!
現在、電子レンジは1万円以下~15万円と実に価格幅が大きいのが実情です。この価格差でいったいどのような差があるのでしょうか?ひとつは前出の「加熱方式」の数ですが、実はスチーム搭載か否かによる価格差だけでなく、電子レンジ+オーブンのスタンダードタイプの中でも微妙な機能差があり、それが価格に反映されているのです。では、それらの機能差についてまとめてご紹介します。-
センサー機能
- オート調理メニュー
上位機種ほど、オートメニューの数が多くなります。最新の機種では、ご飯とおかずが同時に調理できるオートメニューなども開発されていますので「電子レンジで料理が作れるならチャレンジしてみよう!」と思うなら、オートメニューの内容チェックもしてみてください。
価格に最も直結しているのがこのセンサー機能。あたため加減を調節するためのセンサーですが、このセンサーの精度により価格差がでてきます。センサーのタイプには以下の種類があります。
ターンテーブルorフラットテーブル
(参考画像:National) 庫内の皿が回転しないフラットテーブルは上位機種の主流。回転しないので、めいっぱいお皿を乗せられ、庫内が広く使えるのが利点。また、庫内がフラットのためメンテナンスも楽なのが魅力。以前は、加熱ムラを無くすため皿が回転する、ターンテーブルが主流でしたが、上位機種はセンサーの性能が高いため、加熱ムラの心配はありません。従って、ターンテーブルはセンサー性能が低い低価格帯の機種に多くなります。
容量の目安
15・6L~30Lまでサイズはいろいろありますが、基本的には容量が大きいほど価格も高くなります。本格的なオーブン料理をするなら25~30Lと大きめが必要でしょうし、あたためメインなら20Lでも充分ですので、その活用度により必要容量を検討して下さい。
以上のように、電子レンジは比較的、価格による機能差が明確にでる家電です。本体価格の安さだけに飛びつかず、細かな機能をよく比較することをオススメします。
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