親しい相手限定!?　癖とアクがある楽しいプレゼント(4ページ目)

KEICS「カメラケース KC3」

コンパクトデジタルカメラ用のケースは、メーカー純正の地味な革ケースか、汎用のポーチが中心で、選択肢が無いのが実情。しかも、特にケースに入れなくても使えてしまうので、自分で、良いケースを探して買うというのにも、あまり積極的になれないものです。プレゼントにするにも、デジカメケースというのは色気が無いというか、あまりに実用に寄り過ぎている感じもあります。

そんな中、KEICSの「カメラケース」（販売はハイタイド）は、最近のカメラケースには無かった遊び心と機能が上手く合致した製品で、プレゼントされたりすると、ちょっとニヤッとしてしまう、そんな気がするのです。
何より特徴的なのは、今どき珍しい、どう見てもカメラケースにしか見えないデザイン。そして、革の質感や、眼鏡ケースのような、蝶番で「パカッ」と開くスタイルなど、何だか昭和30年代の匂いが濃厚です。一方、角を丸くして、ビビッドなカラーバリエーションを用意するといった現代性も取り入れられて、ネオクラシックなムードです。

懐かしいんだか新しいんだか、ちょっと判断がつかないデザインと機能なのですが、眼鏡ケース的な開き方としては、これが出し入れがしやすい上に、蓋を留めるための出っ張りが全く無くて、持ち歩いていてもスッキリと邪魔になりません。ストラップで首から提げて、必要な時にはパッと開けて、中からデジカメを素早くとり出せます。もちろん、カメラを入れなければならない訳でもありません。見た目はカメラケースそのものなのに。

次のページではドーナツ型のアレを紹介します。