ジヴェルニーとは?
クロード・モネ 《積みわら(日没)》 1891年 油彩・キャンヴァス ボストン美術館蔵 Photography (c) Museum of Fine Arts, Boston
また、モネの作品に触発された数多くの、特にアメリカ人画家たちの滞在をきっかけに、外国人が次第に芸術家のコロニーが出来上がっていきました。
リチャード・ミラー 《水のある庭》 1910年頃 油彩・キャンヴァス テラ・アメリカ美術基金蔵 Photography (c) Terra Foundation for American Art, Chicago
モネの死後は、一時期、手を入れる人間を失ったジヴェルニーの庭園ですが、多くの人々により再現され、現在も訪れることができます。
直接的に強い主張を受け取らずに済む印象派絵画は、安定を求める気持ちにぴったりと寄り添うのかもしれません。「絵画に興味はあるけれど、事前に勉強が必要だ」「画家の主張や、絵画のエネルギーを受け取り過ぎるのは、疲れてしまいそうだ」と思っている方が、訪れ易い展覧会かもしれませんね。
味覚で愉しむジヴェルニーの庭
2011年1月より、期間限定で愉しめるモネのポロ葱スープ。滑らかなジャガイモのスープにピンクペッパーが味にアクセントを加えている
そこにオマージュを捧げ、『モネ 庭とレシピ』が林綾野さんの手により講談社から1月に発売予定です。そのレシピの中から、スープストックトーキョーがお手伝いをして「モネのポロ葱スープ」を発売します。
甘くやわらかい国産のポロ葱を、じっくりとろとろになるまで炒めて煮込んだスープには、モネが描いた睡蓮をイメージし、白いスープをキャンバスに見立てて、ピンクペッパーと小口切りの万能葱を散らされている、色どりが美しいじゃがいものスープです。
アートの催しでは、コラボレーションアイテムやメニューが出ることがよくあるので、そういった期間限定のものも愉しみのひとつですね!
販売開始2011年1月10日(月)より約2週間
※ 展開時期スープの販売期間は変更する可能性があります。
価格: レギュラーカップ(250cc):610円
展覧会詳細
モネとジヴェルニーの画家たち会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
会期:2010年12月7日(火)~2011年2月17日(木)
休館日:1月1日
開館時間:10:00~19:00(最終入場18:30)
※金・土曜日は21:00までの開館(最終入場20:30) 12月31日をのぞく