外貨預金の魅力は薄れてしまった?
不況の影響で世界中の多くの国で金利が下がり、高金利が魅力だった外貨預金の魅力も薄れてしまったと感じる人は多いのではないでしょうか。でも、オーストラリア・ドルのように一時的には金利が下がったものの、その後持ち直しつつある通貨もあるのです。<各国の金利の推移>
外務省資料より、2010年11月10日作成。金利は政策金利
オーストラリア・ドル建ての預金金利は?
オーストラリア・ドル建ての預金金利は、金融機関によってかなり幅がありますが、現在2%~3.5%程度(1年定期預金の場合。詳細は「選べる!外貨預金比較」をご覧ください)ただし、数カ月置きに利上げが実施されている状況なので、当面は3カ月から6カ月程度の短めの定期を更新しながら続けるのがおすすめです。オーストラリア・ドルは、一般的に米ドルやユーロに比べて外国為替手数料が高めに設定されています。金利の高さと同時に、手数料についても金融機関ごとにチェックしておくと失敗がありません(「選べる!外貨預金比較」には手数料も掲載しています)。
キャンペーンも注目
そろそろ冬のボーナスに合わせたキャンペーンが開催される時期。また、円高を意識したキャンペーンも随時開催されているので、利用してみるのも手です。たとえば、住信SBIネット銀行では、2010年12月18日まで外貨預金の為替手数料が半額になるキャンペーンを実施中。他にも、みずほ銀行では、2011年3月31日まで外貨預金の金利が優遇されるキャンペーンを。東京スター銀行では、2011年1月31日まで一定額以上の外貨預金を始めると、抽選で1万円のキャッシュバックが受けられるキャンペーンを行っています(詳細な条件等は各金融機関のHPをご覧ください)。外貨預金を検討している方は、是非この機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。