ペンタブレットかマウスか
紙にいろいろなタイプのブラシを使う感覚で描けるのが、ペイントソフトの特徴です。ただし、指から伝わる微妙な筆圧の強弱を、線に適用させて描くためには、ペンタブレットが必要です。
ペイントソフトの多くは、ペンタブレットの筆圧に対応しています。
中にはペンの傾きや、回転などにも対応するソフトやペンタブレットもあります。
ただし、ペンタブレット、ペイントソフトの双方に、ペンの傾きや回転を感知する機能がある物に限ります。
初心者向けには、比較的手頃な価格で筆圧を使った絵を描くのであればWacom Bamboo、プロを意識する方でしたらペンで細かい線の強弱を表現できるWacom Intuosがおすすめです。
マウスだけでも強弱のある線を描けるおすすめのソフト
ペイントソフトは、マウスでは線の強弱を付けながら描くことができないというのがほとんどですが、中には、マウスだけでも線の太さを変えたり、筆圧を加えたような線に変えることができるものもあります。
特に前ページでご紹介した、ペイントツール SAIがおすすめです。
ペイントソフトでうまく描けないときは…?
今回は、まずはペイントソフトとはどんなものなのか、どんなソフトを選べばいいのかをご紹介しました。さて、とりあえずペイントソフトをインストールして、描いてみたけれど…。
どうでしょう。ほとんどの場合、思ったほどうまく描けなかったと感じるのではないでしょうか。
実際、私の場合、ペイントソフトを開いて、いきなりペンタブレットで描きはじめても、途中で挫折することが多いのです。
でも実は、ペイントソフトには、どんな人にも挫折させず、絵を描き上げることができるすばらしい機能が備わっているものがあります。
次は、そんなペイントソフトで、誰でも画家になれる方法をご紹介していきます。