掃除/キッチン掃除

キッチン家電の掃除(2ページ目)

包丁、まな板に鍋・釜のみ、とはいかない21世紀のキッチン事情。調理に欠かせないキッチン家電のケア、その基本をお伝えします。

藤原 千秋

執筆者:藤原 千秋

家事・掃除・子育てガイド

年中無休の冷蔵庫は清潔さが要。中身のみならず扉や外周も

  • 野菜室、冷蔵室、冷凍室では、もっとも野菜室が雑菌繁殖しやすい環境にあります。掃除は高頻度に行いましょう。
  • 全体、湿らせたウエスで目立つ汚れを拭い取った後、消毒用エタノールをスプレーしながらきれいなタオルで拭いていきましょう。
  • 外周は油煙でべたつきますが、ここが不潔だとゴキブリを呼び寄せてしまいます。セスキ炭酸ソーダ水スプレーをウエスに吹き付けて湿らせたもので拭き、汚れの酷い部分には直接スプレーして数分おいた後に拭き取り掃除します。
  • 掃除中を通して、コンセントや基盤を濡らさないように注意しましょう。
 

炊飯器はキッチン家電の雄。「休み」のタイミングで忘れずケア

  • 外部は手垢とホコリ、内部はこぼれたご飯と垂れた湯気の水で汚れます。炊飯と炊飯の合間の「休み時間」を狙って、お湯でかたく絞ったタオル(きれいなもの、小判が使いよい)で丁寧に拭き掃除します。洗剤は使用しないことをおすすめします。
  • お釜を外したときに見える「センサー」付近が一番汚れやすい場所。焦げ付いてしまった場合には、600番程度の紙やすりで優しくこすり落としましょう。
 

電子レンジの汚れは、付いたら即落とすのが鉄則

  • しっかり水で濡らし、よく絞ったタオルにセスキ炭酸ソーダ水スプレーをたっぷり噴霧。ターンテーブルにタオルを乗せて1~2分加熱します。ゴム手袋をはめてやけどに気をつけつつ、このタオルで汚れた庫内は拭き掃除しましょう。
  • ターンテーブルの汚れは、外してお皿のように洗い、拭きます。焦げやこびりつきには、軽く濡らしたメラミンスポンジが有効ですが、傷が付かないか確かめてからのほうが無難です。
 

湯沸しポット、コーヒーメーカーの白い汚れはクエン酸かお酢で

  • 湯沸しポットやコーヒーメーカーには独特の硬い汚れが付着しますが、これは水道水に含まれるミネラル分によるものです。
  • これには酸が有効。1~2%の濃度に溶かしたクエン酸水か、5倍程度に薄めたお酢(醸造酢)を普通、水を入れるところに注いで沸騰させ、そのまま6~10時間放置した後にスポンジ(メラミンでなくてもよい)でこするとあっけなく落とせます。その後普通の水で再沸騰、すすぎ直します。
 

食器洗い乾燥機は、悪臭の原因になりやすいものと心得て!

  • 卓上型の場合は置き場の下部に注意を。ホコリや水垢が溜まりやすい部分です。お酢(醸造酢、原液)やクエン酸(お酢程度の酢酸濃度5%を目安に水に溶く)で濡らしたウエスで拭き掃除します。
  • 内部の残菜フィルターに食べ物カスを残すと、えもいわれない悪臭の原因になってしまいますので注意を。定期的な庫内の洗浄運転により悪臭を防止しましょう。

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