Webメールサービス利用時の注意点
専用のソフトをインストールする必要なく、ブラウザだけで簡単に利用できるWebメールサービス。日常的にインターネットを利用しているユーザーなら、少なくとも1つは利用したことがあるサービスでしょう。Webメールサービスの多くは大手検索ポータルなどが運営していて、基本的にはユーザー登録をすることで無料で利用ができます。ただし無料サービスなので、突然サービスが終了することもあれば、長期間にわたってログインがないとアカウントが削除される可能性がありますので、大事なメールは別途バックアップするなどの注意は必要です。
ブラウザ上はもちろん、携帯電話での利用も当たり前な上、プロバイダメールの転送サービスもあるなど、まさしくいつでもどこでも便利で気軽に利用できるWebメールサービス。今回は無料サービスを中心におすすめのWebメールサービスをご紹介します。
Gmail
大容量Webメールサービスの先駆けとなったGmail
2004年4月。当時、メールの保存容量が2~4MBが主流だったWebメールサービスにおいて、1GB(2009年6月1日現在では約7.3GB)の保存容量を無料で提供するサービスが出現しました。それがGmailです。
Webメールに限らず、ほとんどのメールサービスが受け取ったメールをフォルダ単位で保存し管理するのに対し、Gmailはメール単位で自分で設定したラベルをつけ管理するようになっています。1つのメールに複数のラベルを貼ることもできるため、より細かい管理ができます。
また、届いたメールに返信をするとそのやりとりがスレッドとして自動でグループ化されるので、メールのやりとりを一覧で見ることができるなど、他のメールサービスにはない管理方法も多く、初めて使う際には多少の慣れが必要ですが、慣れればより機能的で高速なメール管理ができます。