子どもに合った教育を受けさせることの重要性は言うまでもありません。けれどデフレ経済の中で、教育費だけが高止まりしている現実があります。給付の奨学金を増設する大学、受講料を値下げする塾も一部ありますが、親が負担する教育費が高すぎる現状はなかなか変わりそうもありません。そんな中、例えば東京では都立の中高一貫校が人気を集めるなど、なるべくお金をかけずに教育の質を確保することを求める親が増えています。いくらお金をかけるかではなく、かけるお金に見合った内容か、子どもの性格や能力に合っているか、そもそも支払うべき費用かなど、シビアに見極めてから教育費を支出する時代が始まっていると思います。
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