本山分骨の場合
「遺骨を分骨して本山に納める」ということは、各宗派の開祖や師と同じ場所に納骨することです。信心深い人、昔からの習慣で行っている人だけでなく、希望があれば誰でも申し込むことができます。遺骨の一部を分骨する場合もありますが、お墓を持たずにすべての遺骨を本山に納めてしまう人もいます。■本山納骨の際の注意
- 納骨方法は合祀(共同墓)のことが多いのであらかじめ確認しておきましょう
- 本山へ納骨する際は、一度納骨したら遺骨の返還、改葬不可の場合がほとんどです
- 原則的には過去の宗旨・宗派を問わない本山が多いです(一部を除く)
- 基本的には証明書(火葬埋葬許可書、分骨証明書など)が必要です
- 菩提寺がある場合、菩提寺の住職を通して本山納骨の希望を伝えたほうがベターです