ならまちで買う、センス良し! の和の雑貨
伝統的な建築物が多い「ならまち」の、細い路地。古い町並みの中に、ちょっとモダンな外観のショップがありました。中川政七商店の印が染め抜かれた麻の暖簾をくぐれば、いまや作る人がほとんどいないという手紬ぎ・手織りの麻の小物をはじめとした、小さくて可愛い和の雑貨がたくさん並んでいます。奈良の遊 中川の本店に並ぶのは、ひとつひとつが丁寧に考えられていて、持っていると嬉しい気分になるものばかり。中央上段:あまりの可愛さに、まとめ買いしてしまいそう。鹿みくじ315円。右上:鹿の刺繍をあしらったお手玉2100円、右下段:お手玉と同じシリーズの巾着袋840円~、麻のポーチにも鹿の刺繍
たとえば、小さな刺繍をあしらった「鹿の家族」シリーズは、しんとした空気のなかに鹿が佇んでいるような控えめな雰囲気がとってもキュート。ポーチやあずま袋、靴下、名刺入れや革の財布、バッグなど、種類も豊富。ガイドのお気に入りはお手玉です。今の時代にそうそう遊ぶ物ではないけれど、カゴに入れてリビングテーブルやシェルフに置いておくだけで気持ちがなごみそう。
遊 中川本店の奥に進むと、併設の中川政七茶房があります。古い町屋を使ったカフェダイニングは、落ち着いた雰囲気。ふすまには、鹿の絵が描かれていました
店の奥には、中庭を臨む座敷でお茶できる「中川政七茶房」があります。甘いものはもちろん、昼食をいただくこともできますので、お茶やお食事で一息ついて、その後に本格的お買い物モードに入るのも良さそう(中川政七茶房は人気店ゆえ、ランチは予約が好ましいです)。
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