恋愛/アラサー女子向け恋愛コラム

結婚を遠ざける思考の悪癖、トキメキ病とは?(2ページ目)

最近気付いたこと。結婚したくても結婚できない人には、ムダな思考癖があると言うこと。 結婚にまったく関係のない要素ばかりに惹かれ、振り回されている。結婚以前に、何かしらムダな思考のクセがあるのかもしれない。

執筆者:All About 編集部

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現実を直視しないからこそ生まれるトキメキ

トキメキ

恋愛はドキドキするものという思い込みを捨てて、一緒に生活できるという視点で見てみましょう

それは、男女関係において、ある種の、強いトキメキを重視しているというところだ。ハプニングや夢やドラマなど強烈に揺れぶられる何かがないと、異性に惚れられない、交際ははじまらない。半ば、無意識のうちに。

たとえ、付き合っても、その最中も何かドラマが起こらないと気が済まないよう。ダメンズブリーダーも、不倫癖も、メンクイ女子も実はそこでつながっている。半ば無意識のうちに。お酒を飲んだ勢いでSEXしないと恋愛がはじめられないD子も、友だちの彼ばかり好きになるE子も同類だ。

トキメキ――恋愛感情がきっかけにならない結婚は難しい。けれど、結婚したいのにできない人は、恋愛至上主義者か、もしくは、このトキメキ病にかかっているのだ。

トキメキ病に処方箋はあるの?

結婚している人々の多くは言う。 「結婚にトキメキなんて必要ない。結婚生活ってそういう次元の話じゃないから」 「どんなに強い恋愛感情も、2~3年で終わる」 「生理的に好みかどうかなんて、時間とともに変化していくもの」……etc

たしかにその通りなのかもしれない。でも、思考や行動の悪癖を変えるのは難しい。 どうすれば、いいのだろう。

ステップ1.
まずは、どんな病も自覚・分析すること。 自覚するだけでも、だいぶ、変わるということ。これまでハマった悪いパターンを思い返してみる。そして、それを自覚したら手放すイメージを持つ。

ステップ2.
新しいイメージを植え付ける。 既婚者の多くはいう。結婚は生活だから、ベストな結婚相手とは心の底から信頼できて、一緒に過ごしていて快適であるかどうかだと。自分はどういう状態ならば、快適なのかを描きだしてみよう。

ステップ3.
さまざまな異性と交わってみること。 ステップ2に従って、新しいイメージ(信頼できる、かつ快適な相手)を頭と胸の両方に抱きながら、実際に外に出て男子に目を向けて見る。

そして、これまでの好みに捕らわれず、いろいろな男子と触れ合ってみることが必要だ。思うに、ダメ恋愛にハマってしまう人は、ある種のコミュニケーション不全なのだと思う。目や心が先入観と経験で曇っているのだ。それを払しょくするには、新しくて多くの経験しかない。

この3ステップを楽しんでいるうちに、悪癖のデトックスも完了するはず(頑固に悪癖が染みついている人は何度か繰り返しても)。 恋愛にひらめきは大事だし、トキメキがない恋愛はありえないと私も思う。でも、そのトキメキとは、過剰な刺激ではなくて、もっと地味だけど、かけがえがなく温かいものに違いない。だとすれば、その小さくて地味なトキメキをきちんと察知するには、フラットで真っ白な心がきっと必要なのだ。
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