「1回デートしたんだけど、相手から連絡が全然来ないの。どうしたらいいのかな?」

ある知人女性に相談を受けた。まるで女子高生のような悩みだけれど、実は30代半ばの女性の話。それも、一見、百戦錬磨に見えそうな華やかなロングヘアで、仕事もできる美熟女だ。まさか、深夜のカフェで、そんなに悩みを打ち明けているとは、向こうのテーブルの人は夢にも思うまい。

完璧過ぎて、恋愛できない

仕事ができる女性ほど、恋愛下手になっていくのはなぜだろう。先天的な恋愛オンチの人もいるにはいる。けれど、20代前半までは普通に恋愛していたはずなのに、キャリアアップしていくほど、恋愛に不器用になっていく女性は少なくない。理由はいろいろあるけれど――ひとつに、“人生、頑張りすぎ”が挙げられる。自力で何でも頑張り過ぎて、自分の世界を切り開き過ぎて、結果、恋愛に染まったり、相手に寄り掛かったりすることができなくなっているのだ。

同性から見れば至極、可愛いけれど、男性から見れば、自力で頑張る女は近寄りがたいし、寄ってくるのはたいていダメンズだったりする。彼に甘えられ、すがられて、「私が尽くすわ。守るわ!」の逆ヒロイン状態に陥っていく……よくあるパターン。 頑張り過ぎは、女性らしさを奪いがちなもの。

女は女であって、「男らしく」なくていい

キャリアウーマン

綺麗で、仕事もできて、精神的にも自立していて、恋愛もうまくいく…はずが、何かうまくいかない!

男子の意見を聞いていると、「その女性を女性として見られるか」は、大方、意識の問題だ。年齢や外見ももちろん無関係ではないけれど、もっと根幹にある「精神的に“女性”であるかどうか」によるところが大きいよう。

“女性”である意識とは? 愛されるのが当然であるという意識をはじめ、美しくあること、素直に甘えること、闘うよりも和をもつこと……etc 頑張らない、無理しない、優しく甘くみずみずしく自分に他人に接すること。

それは、本来、女性に生まれたならば、程度の差こそあっても、誰もが持っているものだけど仕事を頑張ってキャリアアップしていくと、どんどん出せなくなっていく。仕事の実力に性別は関係ない。他力にすがるよりも、いかに自力を発揮できるかが勝負の分かれ目だから。

そんな職場に身を浸しているうちに、プライベートでも自分の中の女の子的な弱さや甘えが許せずに、ついつい、可愛げがない女になってしまう。 頑張る体質になれば、なるほど、“女性意識”は陰をひそめる。その結果、相手(男性)の保護本能も刺激されずに、ますます恋愛が生まれにくくなってくる。

「心身ともに自立していないと、良い恋愛はできない」のも真理だけれど、自立はしても、自分の奥にいる“女子”を乾かしてはいけない。ガンバリ屋のキャリアウーマンほど、内面の女の子っぽさを認めたほうがいいみたい。女子として大切にされ、愛されるのは当然だと思うくらいでちょうどいい。(もともと姫タイプの人は別としてね)