恋愛/アラサー女子向け恋愛コラム

バブル女は嫌われ者!?(2ページ目)

近年は恋愛や結婚することが難しくなっていると言われている時代。ますます、その勢いは増しているけれど、一方では、その中身にどうにも違和感を覚えている人は多い。この違和感の発信源はバブル世代の女たちにあり!?

執筆者:All About 編集部

  • Comment Page Icon

バブル女には、女子力がある

バブル女

太眉、ワンレン、ボディコンシャス。誤魔化しの効かないスタイルが流行っていた時代。いまだ、驚く程、スタイルの良い女性も

バブル女性の中でも、40代独身で婚活を続けている人種とは、恋愛経験が豊富で男性の扱いに慣れている人が多い。そして、「今でも私は女として現役」と信じる強さがあるという――。

たしかに、女性誌の華々しいキャッチコピー、「40代になっても恋される女でいる」「コムスメに勝つ!」などは、すべてバブル世代が作ったものだし、ちまたのバブル世代の現役女への努力と執念。プチ整形など美容や結婚しても恋愛したという欲望には感嘆する。

そこが男性にとっては、“萌え”ポイントらしい。年をとっても、性的な女でありたいと切実に願うバブル女は、“エロ悲しい”。男性から見て優越感を与える存在なのだ。(例:青田典子、岡本夏生など!?)

また、意外と体育会系で頑張ることが大好き。飲みニケーション(仕事は、飲み会でコミュニケーションを深める)を経験した最後の世代。ゆえに、サービス精神旺盛でノリがいい。 公私ともに辛酸をなめ続けたせいか、どこかシニカルで個人主義的な氷河期世代よりも、女子力がはるかに高く、恋愛しやすいのは想像にやすい。

バブル世代は男尊女卑

これまでの日本は、確固たる男尊女卑の国だった。それも時代とともに少しづつ軟化して、現在では男女イーブンになった。でも、まだそれはあくまでも表面上のこと。意識下では、まだまだ男尊女卑(もしくはその願望)の思想が根付いている。

男性にとって女性は、か弱い存在ではなく、対等な価値がある存在になってしまったからこそ、若い男女は恋愛がしにくくなっている。 20代ともなると、女性は、男女対等教育を受けているので、言葉や性格がきついから、同世代では、恋愛が成立しづらいのだ。

20代女と40男の恋愛もますます増えているけれど、甘い恋愛としては成立しても、結婚となると話は別。なぜなら、20代女性は、「男を立てる」なんて発想はないから。 そこで、バブル女の登場!

バブル女性は、こしきゆかしき「男尊女卑」を身に付けた最後の世代。前述のノリの良さに加えて、男性に従い、男性を立てることが身についている。 その上、男性の価値観の変化も変化した。以前は、男性にとって「結婚したい」=「子供が欲しい」という理由が圧倒的だったけれど。不安定な時代、疲労しきった男性たち(特に40代)は、「子供が欲しい」よりも「家政婦兼、寝る前の話し相手が欲しい」から「結婚したい」という人がだいぶ増えているという。ゆえに、40代女性もまったくもって射程圏内だし、そんな男の甘えやワガママを受け入れられるのは、バブル女性くらいなのだ。

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます