過去の恋愛について聞かれたらどうする?
特に記念日に訪れたデートスポットなどは避けたほうが無難。余計な詮索をされないためには、新しくできたばかりのスポットを選ぶのがベスト。
一番良くないのは、何のオブラートも被せず、まるで同姓の友達に話すかのごとくペラペラと打ち明けてしまうこと。
素直に打ち明けられるのは、もう過去のことだと割り切れている証拠。だけど、聞かされた相手が同じように受け止めてくれるとは限りません。むしろ知りたくないことまで明け透けに話されると「この人は自分との恋愛も、同じようにペラペラと他の人に話すのかな」と思われてしまうかも。長年のつき合いで、ふたりの間に確かな信頼が生まれている仲ならば、ざっくばらんに語っても問題ありませんが、まだ恋人未満だったりつき合いはじめたばかりのうちは、口を謹んで。
そうはいっても、相手も一度気になってしまうと、知りたくなってしまうもの。話さないことで逆に「信用されていない」と解釈されるのも理不尽だし、話したことで、過去の相手に無用な嫉妬でもされたら、もっと面倒です。
過去の恋愛について、今の恋人に伝えるとしたら、どこに気をつければいいのでしょう?
自分からは話さない
第一に、聞かれてもいないのに自分から軽々しく語らないことです。何の感情も抱かず笑って聞けるのは、あなたと完全に分かちあっているつき合いの長い相手か、あなたのことを何とも思っていない異性だけ。いくらあなたにとって後ろめたいことではなくても、ぺらぺら話すのはまさに「余計なこと」です。特に、昔の恋人と今の恋人を比べるような発言は禁句。いくら今の恋人に不満があっても、誰かと比べて指摘したら、相手は不快のあまり逆に聞く耳持たないかも。
昔の恋人より劣る面があるとしても、今の恋人を選んだのはあなたです。忘れないで。
前の相手を誉めすぎない
何気ないニュアンスでも、昔の恋人に対する評価に今の恋人は敏感です。「あのときはよかった」ようなことを言うと、今の恋人が同じように満たしてあげられない場合、すねてしまうかも。「昔の彼女はモデルで……」のような過去自慢はさらに最悪。その相手との関係が終わった以上、つまりあなたはその相手に選ばれなかった存在です。自慢どころか恥であることを自覚していたら、言いふらすなんてできないはず。
前の相手の悪口を言わない
過去の恋人を誉める以上にひどいのは、悪く言うこと。終わった関係とはいえ、一度はあなたが選んだ相手をけなすのは、自身の見る目のなさを露呈しているも同然です。
対象が誰であろうとも、他人の悪口は誰もが聞きたくない話題。いくらあなたの本意が「昔の恋人と比べてあなたはステキ」だとしても、相手にはまったく伝わりません。むしろ今の恋人にとっては「いつか別れたら、自分も同じように悪口を言われるのか」と思わせるだけ。要注意。
上手に”封印”するためには
前の恋人との“鬼門”を避けるのもひとつの方法ですが、いっそ「想い出の上書き」をするのも手。今の恋人と想い出を作り、ポジティブに忘却しましょう。
しかし、終わった過去に対して嫉妬するほど、エネルギーの無駄遣いはありません。嫉妬されるほうもたまりません。そうならないためには、とにかく昔の恋を彷彿とさせるモノや場所を排除するのが鉄則。前の恋人との思い出が残っているスポットは、時間が想い出を風化するまでは“鬼門”にし、前の恋人からもらったプレゼントは、捨てるかクローゼットの奥に封印を。
それでもやはり、BGMに思い出の曲が流れてくるなど、不可抗力に過去とリンクしてしまうこともあります。恋人が提案したデートスポットがシンクロしていたとき、理由なく拒否したために勘ぐられ、結局白状する羽目になることも。
そんなときは「古傷をえぐられたくない」と拒絶すれば、相手はそれ以上突っ込んでこないはず。内心吹っ切れているとしても、聞いた相手がどう受け止めるかわからないうちは、貝の口になるのが賢明です。
過去の恋愛については「言わせない」演出も時には必要。それはふたりの関係が気まずくならないための処世術です。
どんな過去も、あなたを形成する細胞のひとつ。互いに丸ごと相手の過去まで包容できる関係まで成熟できれば本物です。しかしそれは、単に過去を知ってもらえばいいというものではありません。
何を聞かれても、何を伝えても、簡単に亀裂が生じることのない絆がふたりの間にあれば、素直に打ち明けられるはず。躊躇したり心配するうちは、まだ打ち明けるタイミングではないのだと覚えておきましょう。
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