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 その嘘は誰のため?

恋人に嘘をつくのはいけないこと?

「本当のこと言った方がいいかなぁ…」 後悔するくらいなら、最初から嘘をつかなければよかったのに。


嘘は大きく分けると2つに分類されます。

ひとつは自己保身のため。
もうひとつは、自分以外の誰かのため。

誰だって好きな人に嘘をつかれたら悲しくなります。できればお互い嘘をつかず、風通しのいい関係を築きたいもの。
だけど人間は勝手なもので、相手の嘘は許せないくせに、自分はさまざまな理由で「仕方なく」嘘をついてしまったりします。

あなたが恋人に嘘をつかれた場合、それが許せる(許したほうがいい)ものかどうか悩んだら、まずは冒頭のどちらに属する嘘か、分析してみましょう。

たとえばその嘘が、大事な友人や家族を不名誉から守るためのものだったり、第三者に迷惑をかけないためについた嘘であったならば、まずは相手の立場をありのまま受け止めて。その上で「自分が恋人の立場だったら、同じように嘘をついてしまうか」想像してみてください。

もし「ありえない」と思うのであれば、きっとあなたと恋人は価値観が違うのでしょう。逆の立場で考えてみることは、相手の嘘を許す(許せる)かどうか判断する目安のひとつになります。

他の誰かを守るための嘘は、ある意味仕方がないもの。しかし、その第三者が過去の恋人や恋敵をかばうものであったならば、話は別。なぜならそれは「あなたより他の誰かを選んだ」のと同義だから。
あなたが許せないと思ってしまうのも、当然のことです。

恋人のついた嘘が第三者のためだとわかっても、その内容が「あなた」にとって不利益をもたらすものであった場合は、許すかどうかはあなたが決めればいいこと。相手への信用を失ったり自分への愛情が感じられないと思ったならば、今後のつきあいを考えたほうがいいかもしれません。
 

「保身のための嘘」からわかること

恋人に嘘をつく

「なんて器の小さな人なんだろう」保身のためのセコイ嘘が積み重なれば、相手を失望させることもあるのです


逆に、自分の立場が悪くならないように、あるいはあなたに好かれたくてつくような嘘は、相手が恋人だからこそ頻繁に起こりがち。
たとえば寝坊して遅刻したのに「電車が遅れた」と嘘をついたり、本当は金欠なのに「臨時収入があったから今日はごちそうするよ!」と見栄を張るなどの嘘は、バレても大事になることはあまりありません。
しかしチリも積もれば……ということもあります。

あまりにしょっちゅう嘘ばかりつく人は、どこまでが本当のことなのか、すべての言動に信憑性が感じられなくなってしまいます。
ひとつひとつは些細なものでも「そんなことまで正直に言えないなんて」と思うレベルになると少々考えもの。なぜならそれは「あなたに嫌われたくない=あなたの愛情を信用していない」という気持ちの表れでもあるから、

セコイ嘘をつく人は「器が小さい」タイプともいえます。それがいいか悪いかは、やはりあなたが許せるかどうかにかかっています。
「玉にキズ」程度の欠点だと柔和に受け止められる「器の大きい」人ならば、絶妙な組み合わせともいえるでしょう。しかし、そのセコさがイラつく関係になってしまったり、まったく改善が見られないようであれば、やはりずっと仲良しでいるのは難しいかもしれません。

恋人の嘘が発覚してしまったときは、その嘘の善し悪しよりも「その嘘を許せるか」がすべてです。嘘をついた側は、どんな事情にしろ「よかれと思って」いることがほとんどです。その嘘があなたを傷つけたと自覚しない限り、反省することはありません。だから傷ついたり不快な思いをしたときは、きちんとその感情を伝えることが大事。我慢する必要はないのです。
 

嘘と隠し事は同じではありません

嘘をつく側にも「どうしても本当のことが言えない」苦しさがあるのかもしれません。真実を追及しないのも優しさです。

嘘をつく側にも「どうしても本当のことが言えない」苦しさがあるのかもしれません。真実を追及しないのも優しさです。


地球上に存在する動物のうち、嘘をつくのは人間や猿や犬のような高等動物だけといわれています。
嘘をつくという行為(言動)には、それなりの知能が必要です。賢い子ほど幼いうちから嘘をつくようになるそうです。

「私は絶対嘘をつかない」これだって立派な嘘(笑)
どんな人でもちょっと話を大げさにしたり、都合の悪いことをうまく置き換えるなど、些細なレベルの嘘は日常的に(罪悪感なく)ついているものです。

しかし前ページで述べたように、ついたほうは些細であっても、嘘をつかれたほうが同じように受け止めてくれるとは限りません。几帳面で白黒ハッキリつけたがるような性質の人であればなおのこと、相手のちょっとした嘘でも許せないと思ってしまうでしょう。

無自覚な嘘まで制御するのは容易ではありません。しかし「ここは正直に言わないほうが」と意識して嘘をつこうとしたときは、口から発する前にひとつだけ、自分に質問してみてください。

「この嘘は、つかなければならないものか」

その場を穏便に済ませるより、バレたとき大事にならないほうを選択するのは、いい人間関係を築くための基本です。
真実を話すことで嫌われる可能性があるとしても、嘘がバレたときのほうが確実に嫌われます。リスクヘッジする冷静さを見失わないためにも、自問自答のワンクッションを心がけて。

しかし、ふたりにとって「言わないほうがいい真実」というものもあります。
 

「言わないこと」も愛情のうち

隠し事を打ち明けるタイミングはよく考えて

隠し事を打ち明けるタイミングはよく考えて。「なんだそんなこと」と笑い飛ばせる信頼関係を築くほうが先です。


特に恋人同士においては「知らない幸せ」というものも存在します。Aさんなら言っても支障がない程度のことも、恋人のBさんには「そんな人とは思わなかった」レベルにショックを与えてしまう真実もあります。

たとえば離婚歴であれば、将来結婚を考えたつきあいをしている相手ならば、言わないことは不誠実です。
しかし、過去の恋愛で遭った「隠しておきたいこと」については、内容にもよりますが、包み隠さず話せばいいというものでもありません。

「それでも嘘をついてごまかすのは卑怯」という考え方の人もいるでしょう。
しかし度量には個人差があります。

言いにくいことを抱えておくことは、恋人とのつきあいにおいて足枷になるかもしれません。キレイさっぱり打ち明けてしまえば楽になれると考える気持ちもわかります。
だけど言われたほうはどうでしょう。

相手が受け止めきれない荷物のような重い過去は、それが相手と出会う前のものならば、必ずしも打ち明ける必要はないと筆者は考えます。

すでに抱えてしまった重い荷物は、それを下ろしても許容できる相手でなければ、むしろ墓場まで持っていくことが優しさだと思います。過去を変えることができない以上、その荷物を抱え続けることもあなたの宿命です。

打ち明けられない過去に折り合いをつけ、封印して生きる精神的強さをあなたが身につけるか、重荷を受け止めてくれるパートナーを探すか、答えはふたつにひとつ。

どちらが正しいかは、あなたが決めること。
「自分が幸せになれる」ほうならば、どちらを選んでも正解なのです。

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