レッスン後のおつきあいで財政破たん。「アントワネットタイプ」
レッスン後のお食事会が高額なアントワネットタイプ
アントワネットタイプは、人とのお付き合いを大切にします。国の財政事情を考えずに社交に精を出したマリ―アントワネットのように、お財布事情を顧みることなく、セミナーや習い事仲間と食事会や飲み会をおこなって情報交換に余念がありません。自ら食事会を企画して、カードでみんなにご馳走してしまうこともあります。
■かおりさん(仮名 37歳)
仕事で営業を担当しているかおりさんは、ビジネス力を磨こうと、よく自己啓発セミナ―に参加します。勉強するだけではもったいないと、名刺交換をした相手を数人誘って、ご飯を食べに行くこともよくあります。おかげでいろんな業界に知り合いができました。
目下の悩みは、食事会の回数が多すぎて交際費が負担になっていること。貯蓄が激減したため、最近は冷凍庫にストックしたご飯と納豆のつつましい食事でやりくりしています。
■解決策
セミナーは、知識を学ぶことも大切ですが、その場に来ている人と交流することでよりたくさんの学びを得ることができます。そのため、食事を共にして参加者同士の交流を図ることはとてもいい方法と言えます。ただし、日頃の生活に支障をきたしてまで参加する必要はありません。
食事会に参加する回数を減らす、飲み会からカフェでの軽食に変えるなど方法はいろいろあります。セミナー会場に早めについて他の参加者に話かけるだけでもお金をかけずに十分な交流ができますよ。
自分磨き予算を決めること
自分磨き貧乏を防ぐには、自分磨きにかける予算を決めることが肝心です。一人暮らしなら月収の10%、実家暮らしなら月収の20%が一つの目安。それ以上かけたい場合には、人よりも低予算でがまんをする費目を決めるようにしましょう。
限られた自分磨き予算のなかで、どれだけスキルアップや人脈作りができるのかあなたのくふう次第です。自己投資の効果を高めるくふうをしていきましょう。