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あなたはどのタイプ?お給料の上手な使い分け術

お金を計画的に貯めるには、お給料をうまく使い分けて貯め分けていくことが大切です。しかし「使い分け」といってもやり方はいろいろ。今回は、お金の使い方タイプ別に、おすすめの使い分け・貯め分け方法をご紹介します。

福一 由紀

執筆者:福一 由紀

ファイナンシャルプランナー / 仕事・給与ガイド

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「クレジットカード赤字」タイプ:強制積立定期

お給料の使い分け方法は、お金の使い方のタイプ別に考えるとうまくいきます。ついつい、カードを利用して高額な買い物をしてしまう「クレジットカード赤字」タイプ。この場合は、まずは強制的に一定額をお給料から積立していきましょう。

残高不足にならないように、引き落とし口座での定期預金がおすすめです。ただ、この定期預金があるから、と安心して買い物をしてしまうのは本末転倒なので、注意しましょう。

この定期預金は、「本当にやりたいことの貯金」として、使い道をしっかり決めておくことがポイント。たとえば、海外旅行や引越し、結婚資金、マイホーム購入資金などです。この口座からお金が引き落とされると、これらの実現が先延ばしされることを覚悟しましょう。目先の消費か、本当にやりたいことの選択だと思えば、無駄遣いも減るはず。

「現金赤字」タイプ:電子マネーのチャージでコントロール

手元の現金をなんとなく使ってしまう、「現金赤字」タイプ。このタイプは、電子マネーを活用するといいでしょう。キャッシュで使うお金を1か月に何円と決めると、1週間で自由に使える金額が決まります。この金額を電子マネーにチャージして、ここから買い物をするのです。電子マネーの残高が自由に使えるお金だとわかります。

利用する電子マネーは、普段一番よく使うお店で利用できるものを選ぶといいでしょう。普段の買い物の予算と実績の管理が出来るうえ、ポイントのおまけまでつきます。1か月間、予算内で生活が出来たら、ポイントを利用してスイーツのご褒美などと決めておけば、モチベーションもあがります。

「しっかり貯め派」タイプ:ポイント増強で更なる還元を

毎月黒字の「しっかり貯め派」タイプは、更に、給与の仕分をしっかりとしたいですね。お金を給与口座にそのまま放置というのはやめましょう。しばらく使う予定のないものは長期運用にまわす、数年後に使いたいお金はその期間に応じて国債や定期預金に振り分ける、数か月の生活予備資金は普通預金においておくなど、適正に配分するといいでしょう。

同じ給与でも、それぞれ自分の消費動向に合った使い分けをすると、無理なくお金が貯められますよ。是非試してみてください。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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