イスタンブールの夜遊びナイトスポット
食べて飲んで踊って…… が純粋に大好きなトルコ人たち
トルコは90%以上の国民がイスラム教徒の国ですが、とりわけイスタンブールにおいてはアルコール、音楽、ダンスといったナイトライフカルチャーがとても発達しており、厳格な宗教は全く感じさせません。このためナイトスポットには様々なジャンルがあり、楽しみ方も色々。バーやライブハウスが多く集まるエリアでは、明け方近くまで地元トルコ人と観光客が一緒になって楽しんでいます。心地よい楽しさを追求するという点においては大得意なイスタンブール、せっかくですから夜もエンジョイしていきたいですよね。ここで紹介するのはほんの一部に過ぎませんが、これを参考にイスタンブール・ナイトを思いっきり楽しんでみてはいかが?
※DATAに書かれている内容は、2010年10月現在のものです。
ナイトスポットが集まるエリア
イスタンブールでは割と新しいスポット、アスマルメスジット通り
イスタンブールでお酒や音楽を楽しもうと思ったら、新市街タキシム・ベイオール(Beyoglu)地区がおすすめ。この辺りはオスマントルコ帝国時代に外国人居住区だったことから、イスラム国家にあって唯一アルコールが許可されており、昔からバーや居酒屋が発展しています。とりわけアスマルメスジット(Asmali Mescit)通りやソフィアル(Sofyali)通り、メシュルティエット(Mesrutiyet)通りはここ数年、おいしい料理やお酒を楽しむことができるお店のオープンが目白押し。ブラブラ歩きながらレストラン選びをするだけでも楽しいエリアです。様々なイベントを催すライブハウスも点在するので、今のイスタンブールのモダンな音楽シーンを垣間見るのにも絶好の場所。旧市街での観光地とはまた違ったイスタンブールの顔を楽しむことができます。
お酒と、魚と、トルコ音楽と!(©Istanbul.com)
一方、アスマルメスジット通りよりややタキシム広場寄りにあるネヴィザーデと呼ばれるエリアは、トルコの伝統音楽やジプシー音楽が楽しめる界隈。魚市場の隣にあるので魚料理がメインで、ラクグラスを傾けながらファスルと呼ばれるトルコ音楽が聞けます。流しもいれば、店内でファスルを聞かせてくれる店もあり、どこにするかは行ってから決めるもよし。ここの雰囲気に違和感なく溶け込めれば、あなたはもう立派なトルコ人!
ザ・トルコな観光エリア、クンカプ
ちなみに、同じようなエリアとして旧市街ではクンカプが有名。ここも海に近いので魚料理をいただきながら流しのトルコ音楽やベリーダンスなどを楽しむことができるのですが、近年すっかり観光価格になってしまい、内容の割にとてもお高いのが残念。行くなら観光地として割り切って。
逆にセレブなレストランバーやクラブがあるのはニシャンタシュエリア。そして最近ではカラキョイ地区がかなり盛り上がっており、レベルの高いレストランから雰囲気のいいカフェやバーまで、今どきのイスタンブールをぎゅっと凝縮したスポットになっています。
ニシャンタシュ地区についてはこちらも>>>
ニシャンタシュ地区/イスタンブール新市街