歯磨きの仕方

犬も人間同様、歯は命。歯周病を放置すると、心内膜炎や弁膜症、血栓、心筋梗塞、肝炎、腎炎などと大きく関係することもあり、歯を支える骨を溶かしてしまうようなケースもあります。甘く考えたくないのが、歯のケア。子犬の頃から、口の中を触られること、歯磨きすることに慣らして、歯の健康も保ちましょう。

  1. 最初は歯ブラシを使わず、口の周りをなんとなく撫でるところから始める
  2. 触られることに慣れたら、指の先を口の中に入れてみる。初めは、入れたらすぐに出すというふうにごく短時間から
  3. 次に、指にガーゼを巻いて歯を撫でてみる(ガーゼを濡らしたり、肉汁などを少しつけでもよい)。前歯(門歯)から始め、徐々に奥歯のほうも慣らしていく
  4. ガーゼに慣れたら、歯ブラシに慣らす。ガーゼ同様、前歯(門歯)から徐々に奥歯へと慣らし、外側が磨けるようになったら、内側も磨けるようにしていく。磨く際には歯ブラシを水で濡らしたり、犬用の歯磨きペーストなどを使ってもよい

肛門腺の絞り方

犬のお尻には、肛門腺(肛門嚢)というものがあります。そのコ独特の匂いを出す液体状のものですが、これは通常、ウンチをする際や興奮した時などに排出されます。しかし、それがサラッとしたタイプのコもいれば、中にはドロッとしたタイプのコもおり、特に後者の場合は、肛門嚢が固まってしまってうまく排出されないことがあります。排出されないとどうなるか? それがどんどん溜まって、犬は不快感を感じるばかりでなく、肛門の周りが腫れて、やがてはそれが破裂してしまったり、炎症を起こしたりしてしまいす。お尻に不快感がある時には、オスワリのような形でお尻を床に地面にこすって歩いたりしますので、そうなると肛門周囲に何かしら異変があるのかもしれません。

シャンプーをする際には、まずこの肛門腺を絞ってから洗うのが一般的です。肛門を見た時に、5時と7時の位置、もしくは4時と8時の位置あたりに2つの肛門腺がありますので、親指と人差し指を使い、下から持ち上げるように、つまむ感じで搾り出してあげます。ただ、この肛門腺が奥まって絞りづらいようなコもいますので、うまく絞れない時には、ドッグサロンや動物病院でお願いするといいでしょう。


基本的なお手入れは、健康への近道です。面倒だと思わずに愛犬とのスキンシップと思って、楽しくお手入れをしてあげてくださいね。

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※ペットは、種類や体格(体重、サイズ、成長)などにより個体差があります。記事内容は全ての個体へ一様に当てはまるわけではありません。