夏を涼しく過す、ガラスのうつわ使い(2ページ目)

グラスをドームに

ちょっとおすまし風を意識して。 おしゃれなカフェなどにあったりする、大きなガラスドームに入ったケーキの姿に憧れていましたが、 それを見てちょっとまねっこしたアイディア。 ドームにはとても及びませんが、そんなつもりなんです。 口幅広めのガラスコップを逆さまにして、 小さなお料理やお菓子を置いた皿にかぶせます。 とっておきのお菓子を少しだけサーブしたいとき、こうすると、ちょっとスペシャルな雰囲気に。 フタ（グラス）を開ける瞬間に、なんだかわくわくします。 爽やかなブルーの色付きガラスで涼しさもプラス。 これは南仏の小さな村で手作りされていたもの。お皿は洋風に見えるけれど、日本の陶芸家の作品です。 素朴だけれどプチゴージャスな感じが、おもてなしにもよいのでは。

ちびガラスを集合させる

ちまちまガラスが集まって、涼しさ倍増。 豆皿やぐい呑みなどの小さなうつわは、戸棚でも場所を取らないから、という言い訳で、つい集まってしまいます。 （それで結局場所取るんだけど）。そういったちび皿たちは、集まるばかりで意外と使わないので、 たまに一挙に集めてお披露目すると、自己満足的にもすっきりします。 ちょびちょびとお惣菜やおつまみを盛り付けて、懐石風に。 おままごとのような楽しさがあります。お酒を飲むときにもよいかも。 いくつかのちび皿たちを大きな皿にひとまとめにすると、まとまりもよくなります。 ちなみにこのちびガラス碗たちは、実は昔のゼリー型らしいです。 古道具屋などで、ときどき見かけます。


ガラスはクリアなすっきりしたものよりも、少し歪みのある手作りだったり、 まばらに気泡が入っていたりするものの方が、湿気の多い日本の夏に似合うような気がします。 沖縄、南仏、アジア、メキシコなどのガラス器は、手作りの素朴で大らかなものが多く、 普段使いによいうつわだと思います。

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