griffith　暮らしがちょっぴり潤う道具(2ページ目)

ほれぼれする器たち

寡黙で存在感ある器が、静かに佇む。
陶器、木工、ガラス。うつわは基本的に自然素材。 大きさ、高さ、色、かたちが程よく整列されていて、 気持ちのよいディスプレイ。見ているだけですうーっと心が落ち着いてきます。 リズムを意識しながら並べると、きちんとした統一感が生まれて、 ものが多くあってもなぜかごちゃつかず、すっきり片付いて見えるようです。 小さなコーナーひとつにも気を抜かない、店主夫妻の、ものへ注ぐ愛情の深さが表れているようでした。



本とうつわを組み合わせたコーナーも。

一見近寄りがたい雰囲気の器でも、手に取ってひとつひとつをよく味わってみると、 さり気ない親しみやすさがあり、使うシーンがムクムク湧き上がってきます。 これにはこんな料理を入れて・・・とひとり妄想していると、勝手に夢が広がってしまい、 何時間でもこの場所に居座ってしまいそうです。

部屋作りのヒントにも

さらりと美しいシーンがあちこちに 自宅で使っているシーンが想像できるようなディスプレイを心がけている、 という小野さん夫妻。使い込まれた古いものをうまくミックスしながら、 印象的でストーリーを感じさせるようなディスプレイが心憎いのです。 我が家でここまでのレベルに到達するのは、なかなかやっぱり難しいですが、 何かヒントを見つけることはできそう。 小さなアイディアがあちこちに見つかるので、 どっかマネさせてもらおうと貪欲な気持ちになり、 つい目を凝らしてしまいます。



ガラス瓶の使い方。

例えばガラスは部屋のポイントともなるアイテム。 透明な素材だからこその、飾り方の楽しみがあります。 ガラスの中に入れるもの、回りに合わせるものによって、 変わっていく表情が面白いのです。同じものでも、 ガラスを通してみると違って見えることがあります。



植物との組み合わせ。

枯れてしまった植物にも、もう一度命を吹き返らせてあげるチャンスを！ 生きていたものには、やっぱり存在感があることを感じさせます。

お客さまとたわいないおしゃべりをするのが何よりも楽しい、という小野さん夫妻。 二人が持つ穏やかでほのぼのとした雰囲気が、お店全体を包み込み、 一層居心地よい空間を作り出しているようです。


griffith
大阪府大阪市中央区南船場4-8-1
tel 06-6245-5111
営業時間 12:00-19:00 　火曜定休
http://www.zakka-griffith.com/




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