街選びは恋愛。一生愛したくなる街の選び方

「モデルルームに行く前に現地」が鉄則
第一印象を大事に考えよう

モデルルームに行く前に現地へ。そこで街が気に入ったらモデルルームに行ってみよう

恋愛、転職同様、街の場合にも相性は重要なポイント。なんとなく気に入らない街では、いくら部屋が気に入ったとしても、生活自体を楽しめるかどうか。部屋には帰りたくても、街には帰りたくない、ではトータルとして楽しくないですね。

モデルルームでは後から変更できるインテリアより、建物の構造や地盤の丈夫さなど、後で変えられない部分を気にしよう

それに、部屋は後からリフォームして変えることができますが、街は自分では変えようがありません。住まいを選ぶとき、重視すべきは後から変えられない点。その意味ではモデルルームに行くよりは、まず、現地へ。そこで、街が気に入ってから初めてモデルルームという順番が正しいやり方です。


では、見知らぬ街に初めて行ったとしましょう。そこで何を見るべきか。まず、最初は降り立ったときの第一印象を覚えておきましょう。面白いことに、同じ街でも感じ方は人それぞれ。整然としたニュータウンをきれいな街並みと思う人もいれば、人工的と思う人もいます。そして、この時点で、ここは嫌だと強く思うようなら、その街は避けたほうがいいかもしれません。

一目惚れだけではダメ、
相手、街を知るために見ておきたいこと

街を歩くときには、スニーカーなど歩きやすい格好で、荷物は最小限にして、疲れにくいようにしよう

ただし、嫌とまでの強い印象ではなく、ちょっとどうかな程度の印象であれば、とりあえず、街を歩いてみましょう。最初は嫌なヤツと思っていても付き合ってみると、意外にいいヤツということが街選びでもありうるからです。


しかし、ここで恋愛と違うのは、目的意識を持って歩いてみる必要があることです。街選びでは何度も同じ街を歩く人はそれほどいません。そのため、なんとなく歩いているだけでは、その街の良さは見えてこないからです。では、どんなところを見ながら歩けばいいか。以下に具体的にまとめていきましょう。
では、街をチェックする場合の注意点、見方を、次ページで見ていきましょう。