子どもにとっての環境、気になりますね。そこでここでは、防犯、教育、いじめなど、子どもにとっての環境をチェックするノウハウを3段階に分けてまとめてみました。子どものために住み替える、引っ越すなら、要チェックです。
ネットで 自治体、学校のホームページをチェック、
口コミ情報にも目を通そう
|
子どもの年齢に応じて気になるポイントは違ってくる |
子どもにとっての環境を気にするのであれば、事前に自治体、教育委員会、通うことになる学校のホームページはチェックしておきたいところ。まずは自治体のホームページですが、子どもの年代によって、見る部分が異なります。就学前の子どもであれば、乳幼児医療費助成、児童手当や保育園事情などが見たいところ。これについては子どもというキーワードで探すと見つけられることが多いようです。
次に小学校、中学校が気になる年代であれば、探すべき項目は教育。とりあえずは教育委員会のページを探し、そこから順に見ていくと効率的です。というのは、たいていの自治体では、教育委員会のページに地域内にある学校、学区域や連絡先など個別の学校についての情報がまとめられているからです。また、学校選択制や少人数学級の導入など、その自治体で行っている独自の教育制度があれば、ここでチェックできます。
|
学校によってホームページの内容は様々。先生方の熱心さが伝わるような内容なら安心だ |
次に見るべきは通うことになる小中学校のホームページ。実際に見ていただければ、お分かりいただけると思いますが、これは見事に千差万別。校長挨拶、地図に学校の沿革、教育方針程度が掲出されているだけで、ほとんど更新されていない学校もあれば、学校独自の教育活動やその日の給食の紹介、学校行事のスライドショー、学習計画などが事細かに日々更新されている学校も。どちらがいいかといえば、もちろん、後者。総じて、パソコン教育に熱心な自治体では各校のホームページも充実していますから、二重の意味で学校、地域の教育環境がチェックできるというわけです。
また、地元の掲示板などで口コミ情報をチェックすることも大事。保育園、幼稚園、小学校はもちろん、地元のお医者さんの評判など、外から何度か訪れる程度では分かりにくい情報もありますから、一度はチェックしてみるべきでしょう。ただし、口コミ情報は個人の感想ですから、全面的に信用、鵜呑みにするのは危険です。意見のひとつと思って、参考にしてみてください。
では、次ページでは小中学校の現地周辺でのチェック法をまとめます。