いい人がきてくれたと喜んでました
主婦だから…というのはただのイメージ? |
Aさん:あるネットのSOHO用求人掲示板で、うちの仕事をやってくれる人を募集したんです。そこで応募してきてくれたのがRさん。仕事はWebページの修正です。他にも応募があったので、皆さんに仕事内容を見ていただいて、見積りを出してもらったら、Rさんが一番安価だったので、お願いしたんです。
ガイド:では、面接も行ったんですね。
Aさん:そう、始めての発注だから、弊社まで来ていただいて、これまでの作品も見せていただきました。スキルは問題なかったし、名刺もきちんと作っていたし、同じ区内だったし、任せても安心だと思いました。Rさんが帰られた後に、社員で「いい人が応募してくれて良かったね」なんて話してたんです。丁度、新しい仕事も入ってきそうだったので、事業拡大のためにも新しいSOHOの力が必要だったんです。
「なんだその言い訳は!」
ガイド:では、特にスタートは問題なかったのですね?Aさん:そうそう。こちらも長いおつきあいをさせてもらおう、なんて、まだ納品してもらう前から考えていたので、楽観的過ぎるといえばそうなのですが…(笑)
ガイド:どんな問題が起きたのですか?
Aさん:問題というか、仕事が進んでいくうちに、段々と小さなすれ違いが起きていました。例えば、こちらが昼前の11:00頃に、彼女の携帯に電話をしたところ、出てくれたのはいいけど、物凄く小さな声なんです。「今、お電話大丈夫ですか?」と聞くと、「なんでしょうか」と応えるから、訂正箇所を伝えたところ、急に大きな声になって「今、娘の授業参観中なんです!そういう電話は後にしてもらえませんか」と、怒りをあらわにしているんですね。
こちらは、一応「今いいですか?」と確認しているわけだし、ダメならだめで折り返してくれればいいわけです。あと、Rさんが授業参観中なんて、こっちは知らないのだから、そんなことで怒られても…って感じでしたね。
ガイド:うーん。なるほど。
Aさん:あと、こちらにはRさんの携帯に電話をかけさせるくせに、自分は絶対に電話をかけてこないんですよ(笑)。もちろん自宅の電話番号もお聞きしているのですが、「小さい方の子どもが寝ていて起きると仕事ができないので、携帯にかけてください」って(笑)。気持はわかるけど、それはお宅の勝手でしょ?って、半分呆れていました。
いよいよ納品が近付き…