学校選びのステップは3つあります。
- MBA取得の目的を明確にする
- 目的に優先順位をつける
- 目的に合った学校を選ぶ
これからそれぞれのステップについて解説します。
1. MBA取得の目的を明確にする
学校選びは、MBA取得目的を明確化することから始まる
「総合的な経営の勉強をしたい」「専門性を身につけたい」「転職(キャリアアップ)したい」「人脈を広げたい」「国際性(英語の取得を含む)を身につけたい」などです。
ビジネススクールには、そこでしか得られない(MBAならではの)知識や経験があります。国際性や英語力はもちろんのこと、例えば、世界レベルでの専門教育を受けることができたり、世界トップレベルの人脈を築いて卒業後のビジネスに役立てることなどができるのです。キャリアアップにおいては昇格・昇任の可能性が広がったり、転職ではMBA取得を必須としているところもあります。
このように、あなた自身の卒業後のキャリアを見据えて、MBA取得の目的を具体的にする必要があるでしょう。加えて、入学審査ではエッセーの提出があります。これは、あなたが何をどのように学び、今後に役立てていきたいかをしっかり持っているかどうかが判断されます。
ガイドは世界レベルでの起業を目標とし、「国際性をつける」「経営の全般的な内容を勉強する」を目的に、MBA取得を目指しました。選んだINSEADは、予想通り国際性豊かな学校であり、経営の総合力を付けるカリキュラム構成が充実。もう少し考慮したらよかったなと思うことは、起業にかかわる専門性を身に付けることも学校選びの目的に入れるべきであった点です。専門的な勉強を目的に入れていれば、1年制の学校ではなく、2年制の学校を選択したかもしれません。
2. 目的に優先順位をつける
MBA取得の目的に優先順位を付ける