口下手な彼氏・彼女との上手なコミュニケーション
違う言語を話す外国人とコミュニケーションを図るようなつもりで接してみたら、新たな発見があるかも。
ひとくちに口下手といっても、原因はさまざま。緊張しているだけならば、付き合いの長さに比例して解消するでしょうし、吃音によるものなら、会話のテンポを合わせるようにすれば、次第に慣れてくると思います。しかし、内向的といった性格によるものは、時間が解決できるとは限りません。
他人を変えるのは至難の業。大好きな彼(彼女)が口下手な場合、コミュニケーション不全による誤解はどうしても起こりやすくなります。無用なトラブルを生まないためにも、接し方を工夫してみましょう。
五感をフルに活用して
■洞察力を磨こう相手が男でも女でも、まずはよく観察することが大事です。言葉が通じないペットの犬や猫でも、普段から愛情をかけて接していれば、彼らの機嫌や要求がわかるはず。ましてや相手は人間です。デートのときは特に、細かいしぐさや表情の変化を見逃さないようにして。
■スキンシップは積極的に
会話が弾まないのなら、いっそ非言語コミュニケーションに磨きをかけるほうが得策なことも。スキンシップで愛情を確かめあえるのは、恋人同士ならでは。キスやセックスのように直接的な行為だけでなく、耳掻きなどのグルーミングも素敵なコミュニケーションです。
■会話にもコツがある
口下手な人は特に、好きな相手の前だと緊張し、うまく話せなくなってしまうもの。ならば、彼(彼女)が答えやすいように話しかければいいのです。会話はキャッチボール。取りやすい球(Yes/Noで返事ができるような質問など)を投げてあげることも、愛情のひとつです。
口下手な人の中には、メールのような文章だと饒舌になることも。書くことと話すことは別の次元。会話以外で相手がコミュニケーションしやすい方法があれば、どんどん取り入れて。
付き合いの長さとともに口数が減るのはよくあること。言葉を発しなくても「あうんの呼吸」でコミュニケーションが図れるふたりであれば、悩む必要はありません。いい意味の慣れ合いは、親しさの指標です。
フォローはしても甘やかさない
言葉で伝えられない気持ちは、言葉以外の方法で伝えていることも。敏感に感じ取って!
いちばん良くないのは、イエスかノーか詰め寄ること。性急に答えを求めると、相手は冷静な思考ができなくなってしまいます。たとえば選択肢を2つに絞るのは有効なやり方ですが、あくまで提案にとどめましょう。
「自分ばっかり気を遣っていたら、疲れちゃう」愛しているからこその気遣い。それを当然のように受け止められたら心外です。
恋愛はフェアであってこそ。あなたの配慮に感謝するどころか甘えてばかりの恋人には、やんわりと指摘したほうがいいでしょう。我慢しても解決にはなりません。
口下手のように見せかけて、実はただの怠慢であるケースも問題です。いくら口下手な性質だとしでも、何の改善も試みず「わからないなら別にいい」と開き直るような人には、ハッキリ言っていいと思います。いくらあうんの呼吸で通じるほどの仲良しでも、私たちは超能力者ではありません。言わずに察してもらおうなんて甘いのです。
親しい関係だからこそ、言葉以外のコミュニケーションも図れますが、やはり会話は基本中の基本。誰よりも話しやすい存在になれるよう、常にオープンマインドで接していきましょう。
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