テクノポップ/アーティストインタヴュー

applehead~それはチワワの名前です(3ページ目)

フサフサ星からやってきたmayutanが地球で出会った親切なおじさん二人(candyさん+fredyさん)とコンビニで出会って結成したappleheadの三人の登場いただきました!

四方 宏明

四方 宏明

テクノポップ ガイド

テクノポップを中心としたレコード蒐集癖からPOP ACADEMYを1997年に設立。2016年に『共産テクノ ソ連編』を出版。さらに、プロダクトリサーチャーとして、商品、サービス、教育にわたる幅広い業種において開発コンサルティングに従事。Twitter(hiroaki4kata)も随時更新。

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ジーザス・ジョーンズではなく饒舌ジーンズ


ガイド:
「饒舌ジーンズ」は設定が面白いですね。勤続35年のサラリーマンが背広の下にGパンを履いて会社に行く・・・勤続35年だから、大体50代後半と推定されます(笑)。

mayutan:
歌詞を作る時は最初に物語の設定を考えます。今回のアルバムはmayutanが地球で出会った人々の人間観察が歌詞になっていて、自分のことを歌った曲は1曲目だけ。あとは全部、誰かの物語なんです。多分、こういうサラリーマンのおじさんを電車の中で見かけたんだと思います(笑)。

candy:
聴いて下さった皆さんは全員お気づきだと思いますが、タイトルの「饒舌ジーンズ」は「ジーザス・ジョーンズ」のゆるいアナグラムです。

プジョーの自転車


ガイド:
プジョーの自転車(photo by imp)
「bicycle」はインスト中心の実験的な曲で、いいスパイスになっていますね。DVD『applehead 46-49』ではmayutanは自転車で街中を走っていますね。あれって、プジョーの自転車ですよね。既に生産中止の! 実は、僕もオレンジ色プジョーを持っているんです。

mayutan:
あれは私の私物なので、おそろいですね!!生産中止とは知りませんでしたー。

YMO???


ガイド:
「大人のピクニック」・・・この曲、とっても好きです! ネタばれになるので、聞いていいのかわかりませんが、YMOの「Behind The Mask」風イントロ!

candy:
この曲はかなり初期から演奏していて、途中でリアレンジしました。appleheadが考えていることをもっと皆さんにストレートに伝えよう、ということで、ある時点で吹っ切れたんです(笑)。

mayutan:
実は私は一度もYMOのアルバムを聴いたことがないので、何も語れません…。知ってる曲はライディーンだけ、それもCDでちゃんと聴いたことはありません、ひどいですね…。
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