実用性も向上

ラゲッジ
ラゲッジはサードシートの前倒し機構に加えて、ラゲッジアンダーボックスの採用、フロアが低くなったことで荷物の積み降ろしがラクになったのも注目点。格段に使いやすくなった
新型エルグランドのラゲッジでの注目は大きく2点。まず、サードシートの跳ね上げ機構を廃止し、シンプルな前倒し式にしたのが新しい。跳ね上げ式に比べて、手間も力も要らず簡単にラゲッジを拡大できる。350ハイウェイスタープレミアムには電動の格納&復帰機能があるが、手動でも使い勝手は良好だ。そして、荷室下に大容量のアンダーボックスを採用したのが2点目。立てて積めば9インチのゴルフバッグが4つ入るという。サードシートまで着座しても実用的なラゲッジスペースが確保されたのは朗報だ。

サードシートを前に倒し、セカンドシートを前にスライドさせた状態が最大ラゲッジモードで奥行きは不足気味とみる向きもあるかも知れないが、室内長はもちろん、横幅にも余裕があるから日常使いではまず不足に感じることはないだろう。

ベストバイは?

荷室
このクラスのミニバンでもフル乗車してしまうとラゲッジの有効スペースが限られていたが、荷室下に実用的なアンダーボックスという、深さがあることで使い勝手がよくなっている。サードシートは反転式ではなく、前倒し式なのでシートアレンジの際に荷物置き場に困ることもない
一番の買いのグレードは売れ筋の250ハイウェイスターだろう。先述したようにパワー的に不足はないし、全車標準の横滑り機構など安全装備にも不足はない。取り回しに不安のある人はより実用性の上がった「アラウンドビューモニター」を奮発すればいい。ドレスアップ派には内・外装をスポーティに着飾ったライダーがある。14%という販売比率だが検討しているといえるだろう。

合計4時間ほどの試乗時間でエルグランドのすべてを確認できたわけではないが、LLミニバンでは最後発らしい完成度の高さが光る。購入を考えている人にはゼヒにとオススメできる仕上がりだ。
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