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プロ直伝のレッスンで、鈴鹿を走ろう!(3ページ目)

鈴鹿サーキット主催のレッスン形式の走行イベント「鈴鹿ドライビングレッスン」が今年から再開しました。今回はそのレッスンの密着レポートをお届けし、イベントの魅力に迫ります。

辻野 ヒロシ

執筆者:辻野 ヒロシ

モータースポーツガイド

先導走行でレーシングラインを徹底レッスン!

コーナー別のレッスンで午前中のカリキュラムは終了。午後からはブリーフィングを行った後、いよいよ本格的なフルコース走行になるわけですが、まずは先導走行のレッスンです。

先導走行前にピットロードに並ぶ参加者の愛車たち

講師陣が乗るマーシャルカーの後ろに続いて走り、徹底的に走行ラインを教え込むレッスンで、後ろについて走行することで正しいライン取り、クリッピングポイント、乗っても良い縁石、乗らなくてもよい縁石などをチェックする事ができます。

いよいよフリー走行!!

先導走行でライン取りを頭に入れて、クルマとカラダのウォームアップが終わると、いよいよフリー走行です。

通常の走行会だといきなりフリー走行の時間となりますが、SDLではレクチャーやアドバイスなどで様々な課題を見つけた状態でフリー走行を走る事ができます。

学んだことを活かしてフリー走行


サーキット走行は安全運転にも効果あり

SDL(鈴鹿ドライビングレッスン)はナンバー付きの車両で参加する事ができ、ナンバーの取得できない違法改造車では参加することができません。また、オープンカーはロールバーの装着義務づけ、RV車やワンボックスカーなどサーキット走行に適さないタイプの車両、軽自動車は参加不可と制限がありますが、ファミリーセダンやコンパクトカーでの参加もOKです。

コンパクトカーの参加も多い

もちろん、AT車でも参加できますし、レーシングスーツは必要なく、ヘルメットとグローブ(軍手もOK)、長袖長ズボンで参加できるので、サーキット初走行の人も気軽に体験できるイベントだと思います。

ガイド自身もSDLに参加した経験がありますが、プロから学ぶサーキット走行はとても面白い体験です。やはり普段の公道走行よりも遥かに高いスピード領域で走りますから、見えてくる世界が変わりますね。特にレースファンの方はレーシングドライバー達の凄さを肌で感じる事ができるのではないでしょうか?

サーキット走行から運転技術を磨こう!

また、サーキット走行ではハーフスピンなどヒヤリとする場面にも出くわしますが、クルマの限界や特性をより知る事ができ、公道での無理な運転の抑制にもつながりますし、危険予知能力も身に付くと思います。講師陣からも安全運転に絡めたコメント、アドバイスも聞けますし、運転技術の向上のためにもこういったレッスンは活用して頂きたいものです。

次回の開催は、12月7日(火曜日)。密着した9月のイベントは定員オーバーの人気ぶりだったので、早めに申し込んで、日本一のハイスピードコース=鈴鹿サーキットを体感してみてください。



鈴鹿ドライビングレッスン 案内サイト


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