3000円×30日=90,000円
90,000円×12ヶ月=1,080,000円(年間売上)
毎月の光熱費などの経費は、およそ売上げの20%になるとすると・・・
1,080,000円×80%=864,000円
となり、粗利回りで約9%の事業となる。
▼店舗テナントとしてのコインランドリー事業
店舗テナントとしての経営の場合、機器の初期投資の形態は、買取とリースの2パターンとなる。
店舗の場合、建物のオーナーがコインランドリーも経営されるケースが多い。仮に建物の入居者向けだけにターゲットを絞っても十分メリットがあると判断してのことだ。
こんなケースでコインランドリーは有効な事業ではないだろうか?
例えば、1階をコンビニに貸していて不況で撤退されてしまい、次のテナントがなかなか入らなくて困っているケースである。
リサイクルショップなど他のテナントなどと融合させたり、自動販売機などを設置する事によって相乗効果も見込めるのではないだろうか。
▼コインランドリー事業のデメリットとは?
デメリットその1
毎月定額の売上げとは限らない。
アパート・マンションや駐車場のような毎月定額の賃料とは違い、売上げが上がって成り立つという点である。
逆に梅雨の時期や衣類の入れ替えの時期などはいつもより売上げはかなり見込めるが、売上げが安定しない要素が強い事業であることは否めない。
デメリットその2
周辺に認知されるまでに多少時間がかかる。
基本的な初期の運営は運営会社や機械販売会社がチラシ配布等のノウハウを提供してはいるが、実際に周辺住民に認知されるまでには2ヶ月から3ヶ月前後必要となる。
いずれにしろ運営会社や機械販売会社が立地を調べた上で事業シュミレーションを提案してくれる。一度気軽に相談してみると、さらにいろいろなことがわかる
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