提携ローンと非提携ローンの違いは?
提携ローンも非提携ローンも前頁のアパートローンの中に、含まれます。アパートローンのなかの、分類ということです。提携ローンというのは、主に銀行と大手メーカーなどが、提携して融資の受付業務などを業者さんに委託して行っている融資のことです。各銀行は、大手メーカーからもらえる融資案件のシェアを高めたいため、積極的に提携関係を結んでいます。融資の審査についても、かなり審査基準を甘くしています。少々厳しい案件でも、建設費の満額まで融資が下りる事が多いと言えます。
一方、非提携ローンとは、銀行と提携関係のない小さな地元工務店さんなどからの案件で、提携ローンに比べますと、やや審査が厳しいといえます。私が聞いた話によると、同じ人が同じ金額を借りるのに、提携ローンだと満額おりて非提携ローンだと減額されるケースもあるようです。
だったら、提携ローンで審査してもらえるように、大手メーカーで建てた方が、有利なのでは?と思った方もいると思います。
ただし、それは、何ともいえません。というのは、大手メーカーさんの方が、全般的に建築費は、高めで採算面で厳しくなることも多いからです。
なお、住宅金融支援機構(旧公庫)は、比較的審査も弾力的で、以前ほど建築条件も厳しくありません。金利も15年固定35年固定などが用意されていますので、ホームページにて、確認してみて下さい。
また、今回は、お伝え出来ませんが、このほかにも、政府系金融機関・生保・農協などさまざまな金融機関があります。状況にあわせて、うまく使っていきたいですね。
銀行を知り己を知れば百戦危うからず!
是非あなたの知識として下さい。