リフォームのトラブル・失敗事例 - 経験者の生の声を知ろう
リフォームのトラブル・失敗で大金を失うケースもあります。事例をチェックして事前対策をしておきましょう
そこで、リフォーム後に発覚したトラブル・失敗の事例、「官公庁指定の業者によるトラブル」 「態度が急変した大手リフォーム会社」 「枯れてしまった芝生」 の3つをご紹介!
具体的なリフォームトラブル事例には、次に失敗しないためのノウハウがたくさん詰まっていますので、シッカリ研究対策しておきましょう。
リフォームのトラブル・失敗事例と対策
官公庁指定のリフォーム業者、あまりにずさんな工事
【 築10年一戸建て Kさんの事例 】ずさんな防音工事のせいで、家中が段差だらけに
工事費のほとんどがその補助金でまかなわれるとのことだったので、騒音に悩まされていた私たちは早速その場で申し込みを行いました。
工事は壁 ・ 床 ・ 天井 ・ サッシ・扉の防音と、外壁塗装という大規模リフォームだったので仮住まいへ引越し、工事も3ヶ月掛かりました。
部屋はひとまわり小さくなり、床は段差だらけに
完成し、我が家に戻ってよく見ると、部屋がひとまわり小さいのです。床、畳は3cm上がっていて、天井は4cm下がっていました。しかし敷居だけはそのままなので谷になり、引き戸は外せなくなりました。また洋室のドアは2週間で下枠に当たって開かなくなりました。工事予定書では、床も天井も高さは元のままと言うことだったので、その旨を言うと、お宅の負担は無かったんだから文句言うなと言わんばかり……。再三のクレームで扉だけは直してくれましたが、カンナで下枠を削ったので上にスキマがあいてしまいました。
あまりにひどい工事内容と対応に怒って官公庁に訴え、結局他の業者が来て全部やり直してくれたのですが、解決までに1年以上も掛かってしまいました。
その後、そのリフォーム業者は、他の家でも酷い工事をしてトラブルを起こしていたことがわかり、指定から外れることになりました。少し古い話なので、今はそういうシステムでは無いようですが、官公庁指定だから大丈夫と、一概には言えないと思い知らされました。
リフォーム業者選びの際は、3社ほど相見積りを取り、本当に信頼できるか自分の目でも確かめましょう
ひとことアドバイス - リフォーム業者は3社ほど比較して選ぶ
リフォーム業者を選ぶ時には、トラブルを防ぐためにも3社ほど相見積りを取りましょう。相見積りを取る目的は、費用を知ることは元より、業者の姿勢や態度を見ながら、本当に信頼できる業者かを自分の目で確認していくことにあります。また打ち合わせでは必ずメモを取り、書類はすべて1つのファイルに保存しておきましょう。トラブルが発生した場合は、早い時点で財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターや全国の消費生活センターなど然るべき機関に相談して下さい。
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