リフォームならではのコストダウン方法を一番よく知っているのは?
家具は、引き出しの数や大きさ、材料、棚の数、金物の種類などによって値段は大きく変わる。
建築用資材は尺貫法にあわせた規格品が多かったり、リフォームは小さな工事にもたくさんの業者が必要になったりと、ムダ無く効率よく計画するには豊富な知識と経験が必要です。
例えば、造作家具のリフォームなら、奥行き32センチから30センチに変えただけでかなり値段が下がった!というケースがあるようにように、ほんの少し工事の内容を変えただけでコストダウンができることもあります。
またよく聞くのが、コストダウンをしようとして付けたかったものを諦めたのに、ほとんど金額が下がらなかったというもの。そのものの取り付けをやめても、他に他に絡みの工事が発生していれば、費用的にはほとんどかわらず、一緒にやってしまう方が安上がりで効率的というケースも多いのです。
と言うわけで、予算オーバーと思ったら!アレコレ考えずに、その見積りを作ったリフォーム業者にコストダウンの提案をしてもらいましょう。「この部分に費用が掛かっている」「この部分には費用はそれほど掛かっていない」と言うことを一番知っているのは、その見積りを作成した業者です。
リフォーム工事は新築の工事と違う部分にお金が掛かることが多いので、意外なところにコストダウンのコツがあったりします。見積りの細かい説明を業者からしてもらうことで、工事内容を把握しやすくなり、優先順位も決めやすくなるので、的確なコストダウンを図っていくことができます。
リフォームのコストダウンで考えておきたいリスク
安い材料を選んだせいで毎日の掃除が大変になってしまってはリフォームした喜びも半減。
コストダウンのせいで、リフォームの満足度が大幅に下がってしまったという失敗に陥ってしまうことがあるからです。
例えば、フローリング材のコストダウンをすると、耐久性や見栄えに大きな差が生まれます。安くて丈夫で気に入る材料に出会えればよいのですが、見積りが出てくると、どうしても金額の事で頭がいっぱいになり、「まぁいいか」というような状況に陥ってしまいやすくなるのです。
リフォームの見積りが予算オーバーになってしまったら、コストダウンの提案をしてもらう際に、
- 今回のリフォームの目的
- 優先順位
- 希望の予算
次のページでは、満足度を上げるリフォームの目的別コストダウンテクニックをご紹介します。